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愛猫が教えてくれたこと

今日は2月22日
にゃんにゃんにゃん、猫の日ですね😺

実家で飼っていた猫の話

彼は突然我が家にやってきた

母の知り合いが子猫を買ってすぐに
自分が病気になって育てられなくなり
うちで引き取ることになった

動物を飼ったことがない我が家のメンバーは
最初飼うことに難色を示していたが

初めて会った時
彼は家族全員の膝に順番に乗って挨拶をしてきた

もう、家族全員メロメロだった♡

そこからは楽しい日々の始まり

バーミーズという猫種の彼は
人懐っこく、穏やかで
家族全員の癒しの存在だった

納車したばかりの父の車にそそうをしたり
いたずらもいろいろしたけど
最後は甘えて許してもらうという

まさにツンデレという恋愛戦法までを
彼は私に教えてくれたのだった

彼氏と別れて泣いていたり
仕事で悩んで落ち込んでいる時は
そっとそばで寄り添ってくれた

風邪で寝込んでいる時は
「大丈夫?」とでも言いたげに
ベッドの淵に手を乗せて覗いてきた

病気もせずにずっと元気だったのに
14歳を過ぎた頃に急に歩けなくなってしまった
猫によくある腎臓病だった

環境の変化が苦手な子だったので
入院はせずに毎日点滴のために病院に通った

病院から出された餌しか食べられなかったが
ある日私が食べていた鯵を食べたがり
足を引きずって私のところに寄ってきた

私は、病気が悪化してはいけないと思って
心を鬼にしてあげなかった

その3日後に亡くなってしまった

鯵が好きな子だったのに
最後に食べさせてあげなかった自分を
ずっとずっと責めていた


何が正解だったのかはわからない


だが、今は思う

一歩間違えたら捨て猫になっていたところを
我が家に来て可愛がられて幸せな人生を送り
彼は天寿を全うしたのだと

また

後悔のない人生を送ってね

という彼からのメッセージだったのだと

我が家を選んでくれてありがとう
生まれ変わったらまた私のところにきてね

教え通り、後悔しない人生を送りますので!

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