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大人と子供の時間の早さの違い

今年もあと少しになりました。

歳をとるにつれて、1年が早く感じます。

去年の12月に、交通違反をおこしてしまい、満点に戻るのに1年は長いなぁと落ち込みましたけど、もう満点に戻りました。

去年は、来年役職定年になって給料が下がるからどうしようと思っていましたけど、もう下がってあっという間に半年が過ぎました。

など、いろんなことがありましたけど、もう2022年も終わりです。

子供の時の1年は長く感じましたけど、大人になれば、あっという間に感じます。

19世紀のフランスの哲学者・ポール・ジャネが発案した「ジャネーの法則」では、

「主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く感じられる」

例えば、50歳の人間にとって一年の長さは人生の50分の1ほどですが、5歳の人間にとっては5分の1に相当します。つまり、50歳の人にとっての10年間は、5歳の人にとっての一年間にあたり、5歳の人にとっての一日は、50歳の人にとっての10日にあたることとなります。

簡単にまとめると、〈ジャネーの法則〉は「生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)」ということ。
生きてきた年数によって一年の相対的な長さがどんどん小さくなることによって、時間が早く感じるというわけです。

私だけでなく、昔から同じことを考えていた人達が多かったんだなぁって思いました。

こんな例えをした人もいました。

人生の時間はレコード盤の様。初めに針をレコード盤の端に置いた時の、レコード盤の1周の時間は長いけど、時間が経つにつれて、段々1周の時間は短くなる。
まるで人の人生と同じだ。

私はもう人生の半分以上を過ぎていると思います。
レコード盤に例えるとA面が終わり、B面にひっくり返さないといけない。

遅いかもしれないけど、来年は人生のB面の端に針を置いて、1年をゆっくり長く過ごせたらいいかなと思います。

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