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ちゃーさんお気に入り💑カップ その1

カップヌードルミュージアム

大阪のカップヌードルミュージアムに行きました。
ちゃーさんはそこで購入したカップがお気に入りです。


そこで、カップヌードルについて
体験してきたことを整理しておきます。

カップヌードルが誕生したのは!

カップヌードルはインスタントラーメン「チキンラーメン」の完成からはじまりました。

「チキンラーメン」の開発は、太平洋戦争(1941年から1945年)が終わったころにはじまります。

戦争が終わったあとは、物資(ぶっし)が不足していました。
食べるものもありません。都会に住んでいる人たちは、貴重品をお米に変えたり、闇市(やみいち)という違法(いほう)なマーケットで、物が売られていました。

終戦後の闇市では、一杯のラーメンも長い行列に並ばないと食べることができませんでした。
それから約10年、「チキンラーメン」の開発者、安藤百福さんは、たくさんの失敗を重ね、お金もない中、「お湯さえあれば家庭ですぐ食べられるラーメン」の開発へ向けて、自宅の裏庭に建てた小屋(下の写真)たった一人でふみだしました。そして、1958年3月、日本初の「チキンラーメン」が完成しました。


チキンラーメン1号 開発への苦労

百福さんの研究は下記の①と②の問題を解決するために苦労したそうです。
①麺を長期保存するにはどうやって乾燥させればよいのか。
②お湯を注いですぐ食べられるようにするにはどうすればよいのか。

問題①を解決するまで

ある日のこと、百福さんの奥さんが夕食のてんぷらの準備をしていました。熱い油の中に入った衣が、泡を立てて水分をはじき出しているのを見た百福さんは、麺を油で揚げてみようと考えたそうです。すると、油の高い熱が麺の水分をはじきだし、ほぼ乾燥した状態になったそうです。
この結果、問題点①の長期保存が可能になりました。

【疑問】
どうして「ほぼ乾燥状態にすることができると、長期保存ができるのか」と
疑問に感じました。そこで、調べました。

食品の中には、たくさんの水分がふくまれていて、その水分を介して、ものをくさらせる微生物が発生するのだそうです。
乾燥させることができれば、微生物を発生させることをおさえることができるので、生のままよりも保存性が高くなるそうです。

問題②を解決するまで

麺を油で揚げたことで、百福さんにとっての二つ目の問題も解決することができました。
揚げた麺は、お湯につけると水分が抜けた穴から、ふたたびお湯が吸収されて麺全体がやわらかい状態にもどることがわかりました。
こうして、インスタントラーメンの基本となる製造技術「瞬間油熱乾燥法」にたどりついたのだそうです。


調べる過程で、漢字をチェック
1.太平洋戦争
2.物資(ぶっし)
3.闇市(やみいち)
4.違法(いほう)
5.乾燥
6.長期保存
7.疑問(ぎもん)
8.微生物

疑問におぼえてしらべたこと
食品を乾燥させると、どうして長期保存ができるのか、について

次回は「カップヌードル」について調べたことを整理したいと思います。

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