”投稿する””配信する”セラピー

清野とおる氏のTwitter(後のX)の投稿で、
『「創らないと気が狂いそうだから創る」という発言に衝撃を受けた』というのがあった。

「誰かに話を聞いてもらいたい」というのは割とメジャーな欲求だと思う。
小さい子供が家に帰って来て今日幼稚園で起こった出来事を一から話し出したり、買い物中に出会った近所の人達と近頃の物価高を嘆いたり、上司が俺の気持ちをわかってくれないと部下に愚痴をこぼしてみたり…

ホストクラブやキャバクラも根源はそこだと思ってる。
スナックのママなんて傾聴のカウンセリングのような存在だとさえ思う。
たとえお金を払ってでも自分の話をきちんと聞いてくれる人がそこにいてくれるというのは貴重な経験なのだ。

Youtuber、Vtuberのような配信者も根底には
「その行為が気持ちいい」
という快感があると思ってる。
昔に読んだとある漫画で
「原始人が徐々に服を着始めて、最後まで服を着なかった奴はきっと最初に露出の快感に気付いた人間だろう」
という下りがあった。
多分原初のYoutuberも最初に全世界が自分の話を聞いてくれるという快感に気付いた人間たちなのだろう。

そこで、コミュニティを作りその中で相互に配信しあい、
互助を行うシステムが作れないかなとずっと思ってる。
オンラインでAA(Alcoholics Anonymous)のミーティングをやるようなイメージ。
オンラインサロンが有料だけど近い存在なのかもしれない。

自分が書いた文章を読んでくれる人がいる。
その嬉しさに気づいた自分がいる。
だから、この文章を書く事にも意味があると思っている。

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