マーケティングは〇〇
今週も日曜日投稿のお時間です。
今日は、マーケティングの歴史について発信していこうと思います。
現代では、AIの登場によってあらゆるものをデータ化することが可能になり、それらを使いこなすことで簡単にマーケティングができるようになってきました。しかし、一方で世の中には「モノ・情報」が溢れ返り、顧客がとるべき購買行動の選択肢はカバーしきれないほど膨大になっていることも事実です。
では、そんな顧客の選択肢が多い今の現代において、どうすれば正確なマーケティングができるのか。その答えは、歴史が教えてくれます。
ビスマルクの言葉です・・・
「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」
さあ、今回のラインナップはこちらです。
(時系列)
1900年:量至上主義時代
1970年:技術・思考発展時代
2000年:モノからイメージの世界へ
2010年:顧客が広告塔になる時代
2020年:ファン時間争奪戦時代
1900年:量至上主義時代
└とにかくあるモノを多く売るという時代だった。
日本では、農業中心国家から工業中心の国家へと変化を遂げようとしていた時代。自動車はまだ存在しておらず、初めてエレベーター付きのビルの建設や公衆電話が設置された時。
そんな目まぐるしい変化を遂げようと一歩目をようやく踏み出した時代では、モノを多く売るために「価格を下げる」ことを行なった。
つまり、価格弾力性を持たせること=マーケティングと思われていた時代。
しかし、その後反対に価格を上げる動きをとった時、販売数に変化はなかったのです。つまり、徐々に価格を下げるだけがマーケティングではないと認識されてきた時代も表裏一体に存在している。
前半が、2P(製品product、価格price)であり、
後半は、4P(製品product、価格price、流通place、広告宣伝promotion)に変化していった。
1970年:技術・思考発展時代
└高度経済期で技術発展が目まぐるしく怒っていた時代。
初の人工衛星が打ち上げられたり、NHKが全番組カラー化の実施を行なったりマクドナルドができたりと幾つもの時代が駆け巡っていた時。
この時代では、技術革新によって「大量生産」が可能になり、差別化がなければ生き残れない時代。
一律生産⇨ターゲット生産へ
また、STP思考などもこの時代に生まれた。
2000年:モノからイメージの世界へ
└「物」の差別化から「印象」の差別化をする時代。
ものが溢れてみんなが満足している。そして、自分の好きなお店やモノが明確化している時。
つまり、印象で差別化を図らなければ難しい。
ブランディングという概念が生まれた時代。
今日はここまで。
また、来週続編として2010年、2020年の内容を投稿しますね。
今日も読んでくださり、本当にありがとうございます。
よろしくお願いします。