職員?入居者?

私の働いている施設ははっきり言ってスタッフの年齢層が高いです。
施設が出来て11年となっていますが、開設当初の初期メンバーが3人残っています。
その頃から既にベテランの年齢の3人ですが、月日は経って現在は60代となり未だその方々が主力となっています。

介護施設で働いたことは自社しかないのであまり分かりませんが、系列施設の介護スタッフは年配でも50代後半、若ければ20代となっています。
対してウチは若くて30代(全部社員)、年配だと今年70歳がいます。そしてスタッフ年齢比率が圧倒的に60代が多いです。

そして年齢が高いとどうしても避けられないのが…
肉体的・体力的な問題となります。

・2連勤がキツい…
・入浴介助は多くても1日3人程度…
・転ぶと骨折…

特に3個目はキツい…
仕事中は様々なことがあります。何かの拍子に転んでしまうこともあるでしょう。

掃除中に掃除機のコードに引っかかる。
浴室や脱衣所で滑る。
雨の日に玄関で滑る。
階段を踏み外す。

私の施設は住宅型有料老人ホームで、介護サービスは所謂ホームペルバーで行っています。
入居者様の部屋を行き来して掃除をしたり、お風呂に入れたり、一緒に買い物に行ったり…

あらゆる場所に危険の芽があります。普通に生活してたら気付かない。しかし年齢を重ねるが事に増える事故リスク、ケガリスク。
転んでも擦り傷で済んでいたあの頃とは違い、骨が折れたり、頭をぶつけると脳神経外科受診を勧められる状態。

幾つになっても仕事が変わらず出来るのは素敵な事です。ただ、私は大丈夫と油断はしないで欲しいです。

なんたって…

若めの入居者様と年が変わらないか、なんなら年上なんだから…

家族にとっても、施設にとっても大事な身体です。無理の無い程度に頑張ってくれればと思います。

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