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木製コースターの上に小さなジオラマ空間を創る(NO.9)

ミリタリージオラマといえば、第二次世界大戦をテーマにすることが多いですが、今回は、大戦後の国際紛争をテーマに作成してみました。スケールはいつもの1/72。

『CAESAR MINIATURES』の現用兵士を入手。フランス軍と中国軍との記載がありますが、あまり細かい事は気にしないタチなので、この兵士達を使ってそれらしい雰囲気にしてみます。
1970年代、中東戦争アメリカ軍とM60戦車。砂漠のジオラマに変化を付けるため、紙粘土の土台に傾斜を作り、乾く前の紙粘土をピンセットの先で削って凹凸を付けて作った岩を配置。良く見ないと分からないと思いますが、戦車後部に乗っている兵士を黒人兵士にしてみました。
『ITALERI』製のレンガ&土のうセット。ジオラマの小道具として良く使う。
1980年代のNATO軍事演習参加の、西ドイツ軍とレオパルト1戦車。土のうで変化を付けたのと、演習っぽく、戦車の上に指揮官のようなフィギュアを配置。
2000年代初頭、イラク侵攻するアメリカ軍とM2ブラッドレー歩兵戦闘車。崩れたレンガ壁で変化を付けてみました。レンガ表面に、フラットホワイトでドライブラシするとそれらしい雰囲気が出ます。歩兵3名は、実は全く同じ兵士。顔の向きと脚の角度を加工することで、全く別人になります。余剰フィギュアの消化使用に、便利な技です。

現用兵士と戦車で、初めて創ってみたジオラマ。国際紛争に詳しい方や軍事マニアの方にとっては、突っ込みどころが多々あるかと思いますが、細かな部分はご容赦下さい。

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