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リンチ症候群だと知ったきっかけ

父は2016年の年末に亡くなりました。
胆管癌でした。
父は私が1歳の時に直腸癌になりました。
それからの人生、ずっと病気と共にありました。
手術は計6回。
内視鏡での切除は含まずにです。

父がリンチ症候群と知ったのは父が亡くなって、実家で書類を整理していた時のことです。
両親は私にそのことをずっと教えてくれませんでした。
でも、私は父にとても似ているし、父方は癌の人が多いし、私も癌になるんだろうなと覚悟をしていました。

リンチ症候群についての記事


父がリンチ症候群と知る前から私は35歳の時から毎年胃カメラをしていました。
職場での定期健診は年に2回あります。
マンモグラフィーは毎年しています。
子宮の検査は2年間隔で一応やっていました。
子宮頸管ポリープができやすかったからです。

でも、娘が中学2年生の頃から不登校ぎみとなり、高校でも色々あり、挙句、卒業が危うい感じになり、しかも、大学受験の時期でもあり、そっちに頭が完全に行っていました。
そうこうしているうちに、4年の間隔があいていました。
娘の引っ越しが終わって落ち着いたら婦人科を受診しようと思っていました。
が、その前に発症してしまいました。

更年期とも重なり、いつから症状があったのかもわかりません。
完全に更年期と思っていたし。

大出血の後、病院に近い実家で安静にしていた時に母がこう言いました。

父の入退院でとても忙しくしていたのは本当です。

リンチ症候群のことを知ってから調べはしましたが、消化器系の方ばかりに頭が行っていたので子宮の方はスルーしていました。
リンチ症候群の女性は子宮体癌になる確率が高いそうです。

手術後の病理の結果、私もリンチ症候群と確定しました。

女の厄は33歳ですが、40〜50歳まで厄年にしたらどうでしょうか?
そうしたら、気をつけるんじゃないかな(^^)
なんてね。

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