「ありがとう」の連鎖?
父のかかりつけ病院に今年3回入院した。
父が25歳で直腸癌になって、胆管癌で70歳で亡くなるまでの長い付き合いの病院。
色んな事があった。(もしも、その事をnoteに書くとしたら、有料記事で書きます。あまり知られたくないこともあるので。)
父が亡くなった時期の看護師の接遇は本当にダメだった。
そんな病院に自分が入院かと思うと嫌で嫌でしかたなかった。
でも、入院してみたら全く違っていた。
そりゃ〜、全ての看護師の接遇が素晴らしくなったとは言わないにしても、6年前とは桁違いに変わっていた。
まず、何でもかんでも「ありがとう」と言う。
熱を測っては、「ありがとう」、
点滴をする時も、「ありがとう」、
下膳をしてくれる時も、「ありがとう」、
本来、私が「ありがとう」と言わないといけない場面でも医療スタッフが「ありがとう」と言うのだ。
「ありがとう」の接遇研修があったのだろうか?
つられて私も「ありがとう」と、よく言うようになった。
そこで思い出したのが、またまたあの本。
私に効果があったかは不明。
だって、癌、消えてなかったもん。
たぶん、特別な人ならできる所業?
でも、自分の体に「ありがとう」というと痛みが楽になる気がする。
気持ちも落ち着く。
もしかしたら、この病院はそれを目的としてるのか?
以前、私が整形外科や外科に居た時、「ありがとう」とよく言う患者さんは傷の治りも早く、何のトラブルもなく早期退院する人が多い傾向にあるなとは思っていた。
そのかわり、色んな苦情や無理難題をふっかけてくる患者さんは退院がなかなかできない…
全ての患者さんの事を言っているのではない。
ただ、そんな傾向があるなと思ったことがあったなと。
職場復帰したら、この病院の「ありがとう接遇」を真似してみよう。
患者さん達の気持ちが落ち着き、早く良くなるかもしれないから。
「ありがとう」と言われて嬉しくない人はいないだろうから。
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