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ドラゴン

ドラゴンとは、太古より存在する生物です。普通の人間よりもトロールの方が強く、ミノタウロスはこれより強く。この延長線上を突き詰めた最強の生物がドラゴンになります。
ドラゴンよりも強い存在としては、神か悪魔、上位天使、上位魔族といった超生物しかいません。

ドラゴンの種類

生まれてすぐのドラゴンは、ただの”ドラゴン”です。インファントドラゴン、シニアドラゴン、グレータードラゴン、エルダードラゴンというような、一定の成長過程を通じて巨大化していきますが、基本的に無属性です。
ドラゴンの寿命は数千年から数万年とされており、その間に様々な魔力を蓄積していきます。そうやって魔力をため続ける中で徐々に属性を身に着けていき”ファイアドラゴン”のような属性を持つドラゴンになります。
中には、複数の属性を均等に吸収し、体内で適度に組み合わせることで個別属性とは全く違った属性を持つものも現れます。例としては、風の属性を強化しつつ、炎や暗黒の属性にも長けたブラストドラゴンあたりでしょうか。
クラウドドラゴンのように、そもそも全く違う進化をたどったドラゴンもいるようです。

ドラゴンの属性と魔法

ドラゴンは魔法が使えないのではなく使わないというのが正解です。自身の体内に属性を持った魔力をため込み、魔法の手続きを踏むことなく、魔力消費すらせず様々な現象を顕現できるドラゴンに、そもそも魔法は不要ということです。
エルダードラゴンクラスになると、神の力を体内にため込み、神の御業すら現世に再現できる存在となっていたりします。恐ろしい・・

食べ物で変わったりもする

ドラゴンは魔力を吸収して属性を身に着けていきますが、食べ物に影響を受けて違う成長をするものもいます。
代表的なのはクリスタルドラゴンでしょう。地下水晶の洞窟に住むクリスタルドラゴンは、魔力を含む水晶を食べているうちに身体が水晶のように固く半透明のドラゴンに成長します。たまたま近くにあった金を食べた結果、強くなるわけでもなく、ただ狙われやすいだけのゴールドドラゴンなんて不便な成長をした者もいれば、ダイヤモンドを食べてやたらと硬くなったダイヤモンドドラゴンなんてものがいたりします。
水晶は傷や温度変化に弱く、ダイヤモンドは高熱で燃える。そんな事情から、彼らが使うブレスには一定程度の制限がかかります。

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