地の魔法 Part1

一応4大精霊はフォローしておかないと・・・ということで、地の魔法です。大地の魔法は植物や動物も含むので優しいイメージですが、攻撃面ではやたらと大規模で激しいものが多いです。今回は植物・動物系以外に特化して考察します。

地味だが激しい！

その代表例が地震の魔法でしょう。広範囲に巨大地震を起こして建物も含めて崩壊させる。敵も味方も区別なし！術者以外全員被害者という困った魔法です。ただ、空中にいる敵には効かないという弱点はありますが・・・
さらに派手な魔法は噴火の魔法でしょうね。大地を割って溶岩が噴き出す、それはそれは派手で破壊力抜群の魔法ですよね。でも、やはり術者以外は全員巻き添えで、しかもほぼ致命傷という迷惑千万な魔法です。
地震の魔法は、どでかい魔力を必要としますが、どこでも起こすことができますが、噴火の魔法は近くに溶岩溜まりがないと成功率が極端に低くなります。火炎と大地の魔法を組み合わせることで類似品は作れますが、極めて小規模で、まったく別の魔法になります。
巨大な岩石を投げつける魔法もありますが、使い勝手はかなり悪いものになります。攻城戦では有効ですが、消費する魔力量に比べて極めて非効率な魔法になります。よほど暇じゃないと覚える必要なし・・・ですかね。

地味で面倒！

大地の魔法には若干いやらしいものもあります。代表格は流砂を作る魔法でしょうか。一度はまったら抜けられない、そのまま飲み込まれる流砂は、きわめていやらしい魔法の1つでしょう。
風と組み合わせた砂嵐も同様で、こちらは方向を見失うだけじゃなく、砂嵐そのものもかなりの攻撃力を持ちます。砂嵐で見えない先に流砂とか、最悪ですね。また、流砂を避けるために空中浮遊を使った敵を叩き落すのにも砂嵐は有効です。
地味なんだけど、対峙した側としては、とにかくストレスフルな魔法たちです・・・

回復魔法

大地の魔法は、肉体の回復力を強化して、けがや病気を治す力も持っています。母なる大地の力は偉大なり。
大地の魔法は死に至った体でも、その直後であれば蘇生してくれるという強力なものも存在しますが、神の力を借りた白魔法に比べればその力は限定的で、例えば失った手を元に戻すといった奇跡の力はありません。
もちろん、死んでから時間が経って腐りかけた死体を生き返らせることもできません。それをやるのは黒魔法のアンデッド作りにお任せ・・・というところですかね。