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SURREALISM:18

SURREALISM VERSION:18
LAST EPISODE OF SURREALISM
何もかもが中途半端だが、「鬚」「髭」「髯」の三つ巴は
「頬髯」のSOLID FACE(=髯離脱)により
事実上の「顎鬚」VS「口髭」直接対決の様相に変わりつつある。
「頬髯」が音楽業界、芸能界から消えたと言う意味では無いから
「変わりつつある」と言うデリケートな文言を使うに留めた。

「顎鬚」女子は音楽プロデューサーに日々輝海堂+土橋琴子
「口髭」女子は作詞担当に育成達人を選択した。
歌唱演奏は専ら動画配信サイトの「Pcc」で。
配信時間と支持で時給が変動する「歩合制」の職場だ。

「顎鬚」女子は黄泉一労にビアガー伝 を
「口髭」女子は彩原六花にダリーズ工房をそれぞれ著してもらう。
作詞担当の育成達人もエントリーしたかったが
彼の知名度が二人を凌駕することは無かった。

物語は一旦、終息の(収束の)形を描く。
SURREALISM「=超現実主義」と訳されるような出来事は
本編のどこに焦点を当てるべきだろうか?
三者三様の「顎鬚」「口髭」「頬髯」女子が存在することは
確かに稀有であり、超が付く現実主義かも知れない。
「夢とうつつの狭間」と言う意味もあるSURREALISM
どこまでが超現実主義で、どこまでが張りぼての虚構?
十一名の登場する「鬚」「髭」「髯」アイドル女子の内、
或る「女子の名字」と「髭」と入力して検索すると
(髭と指名している時点で「十一」から「四」に限定される)
スマートフォンやブラウザに、「口髭」女子の姿が投影される。
その立ち振る舞いこそが、「夢とうつつ」の境界なのかも知れない。

物語は終わる。しかし、近未来から見れば、
導入部のSEASON1に過ぎないのでは?
続編の約束は出来ない。出来ないが、語るべきEPISODEがあるならば
SEASON2は、盤石の構えで封切りされると、宣言しておこう。

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