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Tシャツが好きな理由(その2)

こんにちはTシャツクリエーターのテリーです。
*「デフィレ」というTシャツブランドの企画をしております
先週に引き続き、自分がTシャツに魅了された理由や経緯をお話ししていきたいと思います。(知って頂けたら嬉しいです)

影響されたカッコいい人たち

まず最初に惹きつけられたのは・・・
「あれ?Tシャツって年配の方が着てもこんなにサマになるんだ!」
と感心した方がいます。
それが【白洲次郎さん】です。
彼は戦後の混乱期に、首相となる吉田茂さんの側近として日本復興に貢献。
特に米軍GHQにも堂々と英語でモノ申す気骨があり、しかもハンサムで品格も備えている憧れの人でした。
(以前TVで彼の物語が放映され、生田斗真さんが演じておられましたね)
その白洲さんが、軽井沢かどこかで静養されているTシャツ&デニム姿の写真がものすごく格好良く、大人のダンディズムをそこに見出しました。

私の憧れ【白洲次郎さん】さんのTシャツ&デニム姿

次にTシャツstyleで影響を受けたのは・・・
【デビット・ベッカムさん】です。
元々サッカー好きの私は、イングランド代表の若手選手としての彼に注目していたのですが、雑誌等に載っている彼のファッションやコーデアイテムのセンスの良さにビックリ!以来、彼のファッションを注視するようになりました。

若かりし頃のベッカム氏。ヘンリーネックTシャツがカッコイイ


その中で彼が、Tシャツをあらゆるシーンでヘビーユースしており、その着こなし、格好良さに完全にやられました。
*Tシャツをここまで「自由に操れて、自分のモノにする」なんて感服です

ぴったりフィットのTシャツで「大人の男」感満載のベッカム氏
何かのレセプションに出席した際のベッカム氏。ジャケット+Tシャツに帽子が小粋すぎ

最後にご紹介する影響を受けたのは人は・・・女性の方で
【ジェーン・バーキンさん】です。
彼女の奔放で飾らない人物像と、何も染まらない(誰にも染まらない)
白Tシャツ姿は、なんて素敵なんだろう!とあらためて思いました。
私自身、シンプルなのにバランスのいい「フレンチカジュアル」は学生時代から好きでしたが、女性が着こなすフレンチカジュアルはミニマルなセンスが問われる究極スタイルで、それを見事に体現しているバーキンさんに強く惹かれましたね。
*誤解を恐れずに言えば・・・「可愛い」を勘違いし、フリフリ、ブリブリやトレンドてんこ盛りの女性ファッションは好きじゃないです(>_<)

白T&ブルーデニムのジェーン・バーキンさん。究極のシンプル美

でも最近、心揺さぶられた若者たちがいます!

今までは、数十年前に影響を受けたTシャツマイスターでしたが、最近になってから「Tシャツって素敵&格好いいなぁ~」と感動した若者達がいるんです。
それは、日テレの「ダンスoneプロジェクト」で踊りを披露した、東京都立【小笠原高校ダンス部の皆さん】です。
ご存知の方も多いかと思いますが、コロナ禍で疎遠になった人と人の糸をダンスで繋げよう!という企画で、主役は日本全国の高校生です。
各高校、オリジナルの衣装やシーンを設定して踊り、ビデオ動画を投稿し、それを日テレで紹介していくのですが・・・
小笠原高校の皆さんは、島の青い海、青い空という地元の大自然をバックに「白T&ブルーデニム」で踊るという、その無垢で純真な格好良さに眼を奪われ「瞬殺」されました。
「これって格好良すぎる」と想うと同時に、飾らずシンプルに、自分たちの暮らしている小笠原を愛しているからこそのスタイリングチョイスに大感動しちゃいました。


「ダンスoneプロジェクト」での小笠原高校!白Tシャツがキマってます


「やっぱりTシャツっていいよな~」とあらためて感じた瞬間でした。
つづく・・・



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