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はじめまして。

どうも。柿と申します。アメブロさんの方でブログを書いていたんですが、こちらのnoteさんの方もやってみたいなと思い、始めました。
アメブロさんの方では境界性パーソナリティ障害についての自己治療の仕方だとかを書かせて頂いてたんですけど、こちらの方でもそのテーマについてやらを書いていこうと思っております。

あ、私、境界性パーソナリティ障害と診断が下った者です(笑)よろしくお願いします。
最初は診断が下った経緯みたいなものを、自己紹介がてらお話します。

診断名が下ったのは今からちょうど10年前くらいですかね。精神科に通院し始めたのはそのもっと前の(今から)20年前くらいなんですが、この「境界性パーソナリティ障害」という診断名が下るまで結構時間がかかったのです。この病名は最初からつけるものでもありませんが、10年くらい精神科にかかってやっと出た病名ですね。この診断名が下った頃は、境界性の症状が最高潮に現れてしまってたので、医者もつけざるを得なかったのでしょう・・・。主治医がつけたわけでもなく、その時たまたまかかってた医者につけられました。
今までも病名が「全般性不安障害」だったり、「躁鬱」だったり、コロコロ変わってたので、また変わったのかくらいの気持ちでした。しかし、その病気の内容をよくよく調べてみたら、症状の表現が、あー!それ!と、カユイ所に手が届く感じでドンピシャだったので、なんかちょっと救われた感じがありましたね。「慢性的な空虚感がある」とか。
でもそこからがターイヘン。病気を知れば知る程絶望というか・・・。「あーこんな悪かったんだ、自分。治るとかないんだ・・・一生付き合っていくんだ。」と落ち込みました。しかも治し方の情報があまりどこも書いてなかったりしたので、どうやって治すのかも分からない。色々自分なりに本を読んだり、自分で考えたりして対処法を作っていましたが、(寂しくなったら何か夢中になるものを探すとか)あまり苦しさは緩和されず、感情のジェットコースターに翻弄される日々を送ってました。その度に周りも翻弄して後で落ち込むし、救いのない日々を送っていました。
精神科でも根本的な治療は何一つせず、症状が悪化すれば薬を増やす治療してたので、良くなるはずはありません。でも、その時はそういう問題点すら気付かなかったので、従順なまでに医者の言う事を守り、悪化する治療を受けてました。

もともと10代で精神科受けた時から20代前半までは、不安はひどかったものの、境界性特有の他者への感情的な攻撃は現れてなかったんですよ。
だけど、まぁ上記のような治療してたら悪化の一途を辿るだけなので、ある時、食欲増進の強い副作用のある薬と、思考や感情までも鈍らせ、ロボットみたいになってしまう薬を抜いたら、他者への感情的な攻撃も始まってしまいました。
境界性という診断名が下っても、尚、主な治療方法は薬物治療で、悪化が止まりませんでした。しかもその時の主治医は治療方針を私に決めさせるという丸投げ治療をするような医者だったし・・・話は20分くらい聞いてはくれるんですけどね。過去の問題じゃなくて、その時その時に起こった問題を話すだけなので、当然、何の意味も無いというか。。。あんまり、というか全然医者自体が境界性の事あまり知らない人だったので、もう患者(私)にとってもいい迷惑というか・・・。精神科医なのになぜ知らないのだろうと思ったりしますが、あんまり境界性を知ってる医者ってそんないないみたいですね。え・・・じゃあ精神科医って・・・なんのためにいるの?とか思いますが。

そして、その主治医がいる長年通院してた病院とも、体の手術の失敗がきっかけで離れ、違う病院に移りました。それが4年位前です。そこに決まるまで転々と病院スナフキンしてたんですが、医者は頼れないなと悟り、自己治療をしていく事にしました。というか、それしか道が無かったのです。
自分で自分に問いかけ、弁証法的な精神分析をしていったのですが、これが精神を何とか安定させてくれて、今に至ります。

長くなりましたが、こういう経緯でございます。具体的にどういう分析をしていったのかとか、他にも、こういう事をして良くなった等をこれから書いていきたいと思います。

私が病気によってしてきた苦しみ、そしてその治療の過程を書く事によって、私と同じ思いをしている人の助けになれればと思います。
苦しみや痛さや辛さが、少しでも和らぎますように。


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