霧の夜

足元を見れば黒い水溜りが
前を向けば白い霧が
だけど空を見れば、雲間から月が見えた

あなたの事を引き止めたい
暗闇について行かないで
精一杯そう叫ぶけど
何万光年も離れているから
私の声は霧と一緒に消えていった
それでも諦めない
この声が枯れるまで、あなたに届くまで
何度だって愛を叫ぶよ

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