黒須聖衣

黒須聖衣

最近の記事

やかんが重い。

祖父が死んだ。  8月の上旬。 何故死んだかというと、人は最終的には死ぬから。 そんな当たり前のことが、分かりきってることが、結構ショックだったんだな、私はきっと。 大往生だからって悲しくないわけではないんだなって。思い知った。 大往生で死んだら悲しくないだろうという謎の思い込みがあった。 お葬式の時はきっと泣かない自信があったし。 けど、実際は違った。 通夜と告別式が終わった後も、 夜になると目から流れに流れて、流れ続けて朝になると目が開かない。そんな日が一週間続いた。 体

    • これまでの私

      幼少期から小学生の頃 1987年、大阪生まれ、女性。 教員の父、医療従事者の母の元に次女として生まれる。 ひらパーの近くを父がこぐ自転車に乗って通り過ぎるのがお決まりのお散歩コース。 その頃の記憶はほとんど無いけどその時住んでた団地の間取りは今でも覚えてる。 4歳まで大阪に住み、その後京都へ。 祖父母の家の近くに引っ越し、毎日祖母が家に来てくれるのが嬉しかった。 私はおばちゃんっ子。一緒にタケノコ堀りに行ったり、ザリガニ捕獲しに行ったり、割と野生児な私によくつきあってくれ

    やかんが重い。