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8/17猫を保護して-3日目-再生医療そして、命名

保護3日目の午前
最初の病院のレントゲン画像コピーを貰いに行き、その後指定された病院へいきました。
結構広めで、ワンちゃんゾーン、猫ちゃんゾーンへ分けることが出来るほどの待ち合いフロアです。

そこで、昨日のIさんが到着しました。
待ち合い中に様々な状態を話の中で経験からくる自身に溢れた信念はかなり心を打たれました。
現在、カフェの猫も里親さんが次々と決まっていて、障害がある猫も居ますが、これ以上障害のある猫を引き取れないとはっきりと言われました。
しかし、しかし、猫を心配する気持ちがあるので体が治れば地域猫として返す方法とカフェデビューして里親探す方法がある事も言われました。
その提案に私は一度はっきりと断られたけど、こうしてお会い出来て且つ回復へ向けてのアドバイスも戴けるのは有難いし、はっきりと物事を言われたほうがキャリアも感じるし信頼出来ると直感しました。

そして、セカンドオピニオン開始です。
先生曰く「確かに臓器、骨、脊椎破損などの異常は無いがそれ以上はMRIで見てもいいが外科医的に言うと、事故して何処かの神経が破損の可能性が高いので仮に手術しても回復の可能性は低いしもしも動けば奇跡です」
「それでも費用は掛かるが再生医療を施して経過を見るのは元々野生猫であるからして僅かに良くなる可能性はあるものの全く保証はないし、それをどこまで続けるか」との見解です。
なるほど、またもやはっきりと言われました。
しかし、Iさん。
「僅かでも可能性あるなら野生の力を信じたい。私は良くなると思います。」
えっ??なんて前向きなんでしょう。

診察後、再生医療を教えてもらいました。
細胞を採取培養して患部の自己治癒力で治すという感じで認識しました。
何度も行うものではありませんが、先ずは今日一泊細胞培養のため院内泊が必要です。

更に会計へ。
気になる費用価格は、iPhoneXあたりが買えるくらいです。。。
最初の医院でもiPhoneSEくらいだったのを保護猫だからといって2割ほど安くしてもらいました。
なるほど、これは責任と現実感以上に生活の問題になるやもしれない。がしかし。。。
Iさんが支払って戴いているではありませんか!!
なぜ?と問いました所、2日目にご紹介を頂いた経営者の男性からの支援金を得ているので大丈夫ですよとマスク越しの笑顔でこたえられました。
何という熱い思いでしょうか。
世の中に飼い猫でもない猫の為に、こんなにして下さる人がいるなんて。。。
本当に謝る事のような敬意を感じました。
感謝しかありませんと伝えますが言葉がそれ以上に見つかる訳もなく、これはこの猫ちゃんを大切に回復へむけて私が日々努力する以外にお返しの仕様がありません。

更にもう一つ素敵なギフトを貰いました。
「ロック」名前です。
私の苗字に"岩"が付くので、そこから由良したそうです。
ピッタリの名前を付けてもらいまして大満足なのですが、さらに天から雷を受けたような衝撃にあいました。
なんと私が20年前に飼っていた保護猫も「ロック」だったからです!
その猫は黒猫でくろの反対読みはロク=ロックと名付けて可愛がっていました。
しかも、私は結婚して苗字が変わっているので当時は苗字に"岩"は付きませんのでロックという名前の理由は違えど、数ある名前からしかも知り合って間もない方から過去と同じ名前をもらうことの衝撃はとても興奮しました。

帰ってきたら思いっきりロックの名前で呼び掛けて覚えてもらうようにします。

元気になってね!がんばれロック!

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