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想像だけで「美少女戦士セーラームーン」を紹介する

みなさん。セーラームーンを知っていますか??

俺は知りません。世代じゃないもん。

「兎野」という女子高生が「美少女戦士セーラームーン」であり、ラスボスである「黒仮面」という謎のオッサンを倒す。ということは知ってます。

あと、セーラームーンには何人か仲間がいるのも知ってる。確か「セーラーマーキュリー」、「セーラーサターン」とか。太陽系惑星の名にちなんでつけられてるのも知ってる。


ということでここからは完全に何も見ず、ノー情報で「セーラームーンの紹介」をしていきたいと思う。知ってる人は心の中で「違うだろ」って突っ込んでほしい。生暖かい目でもいいから見守ってあげて。



作品概要


小学館の少女向け漫画雑誌「ちゃお」で1995年4月12日から2006年7月2日まで連載が続いた。なお、続編である「サラリームーン」は同じく「ちゃお」にて2008年4月21日から2019年5月9日まで続いた。

作品全体のテーマは「事実や真実と向き合うこと」。この時代に少女漫画というものはさほど珍しくなかったが、女性が主人公のアクション漫画が日本では斬新であったため、当時はとても注目された。

なお、2004年の2月24日にアニメーション映画が公開された。ちなみに、映画の内容は序盤の死神裁判編が映画化された。


あらすじ


とある科学者「月野 総一郎」とその娘「月野 遥」は夜空を眺めてる最中、地球にめがけて、約全長12cmほどの物体がいくつか降ってくることに気が付いた。

娘は地面におちたそれに手を触れた瞬間、彼女は、月に選ばれし伝説の戦士「セーラームーン」になった。

それが降ってきたと同時に、数々の惑星を蹂躙し、破壊の限りを尽くした伝説の宇宙海賊「バンデルガン」が地球に押し寄せてくるのだった。いま、ここにセーラームーンと宇宙海賊の戦いの火蓋が切って落とされた。

登場人物

主人公

月野 遥/セーラームーン 


今作の主人公。帰宅部。17歳の女子高生。月の戦士「セーラームーン」に選ばれたことによって、伝説の宇宙海賊「バンデルガン」と戦う。決め台詞は「月に代わってお仕置きよ!」

性格は、何も考えずに敵に挑んだり、勝手に彼氏の会社に凸ったりと、後先を考えないタイプ。しかし同時に敵に完膚なきまでに叩きのめすなど度が過ぎた冷酷さも持ち合わせている。この性格によるものなのか作品全体の評判を悪くした。

必殺技は自身を中心にして直径100mにある光エネルギーを集めて、光線として目や手などから放出する「ムーンブライト」という技。使うと出した箇所が火傷するので多用できない。


主人公の仲間・身内


月野総一郎

月野 遥の父親。物語冒頭でセーラームーンの変身アイテムでもある「プラネッツブレスレット(以下PBと呼称)」を発見した当事者である。物語中盤から終盤にかけて宇宙海賊の手に堕ち、黒仮面として立ちはだかる。

なお、「黒仮面」の登場によって物語が割とばてたところもあり、正直この部分はいらないんじゃないかと読者でうわさされている。


赤花 瑠火/セーラーマーズ

主人公の同級生。陸上部。PBが自身の家のベランダに堕ちてたところから、ほぼセーラームーンと同時期に変身した少女。決め台詞は「火星に代わって火刑にしてやるわ!」

主にツッコミを担当している。まとも枠。敵を倒すための作戦などを考えている戦術のリーダーを務めている切り込み隊長でもある。泣いている人間に寄り添ったり、子供たちによく好かれていたりと愛嬌がある。

必殺技は「マーズスラッシュ」。火のカッターを作り出し、所定の位置を切り刻むことができる。生み出せる最大サイズは蟻とおなじサイズが限界のため、相手の視神経を焼き切るくらいしか用途がない。

当時人気投票で2位になったが、「必殺技が陰湿すぎる」と言われ1位にはならなかった。


水瀬 葵/セーラーマーキュリー

主人公の一つ下。機械工学研究会に所属。中間試験最終日に学校の裏庭にてPBを発見したことからセーラーマーキュリーに変身。決め台詞は「水星に代わって、、、、、水攻めよ、、、。」

性格は上記2人と比べて割と内向的。機械が得意なのでトンデモ武器を開発することメガネっ子。メガネを外すと美人で、コンタクトにしたらクラスの男子からモテまくり、恥ずかしくなって家に引きこもる回がある。

必殺技は「マーキュリーチェンジ」。地面を液状化させ、相手をそこに沈めることができる。液状化したところは沼のようになっているので、そこにはまった敵は生き埋め、溺死の状態になる。


宇宙海賊バンデルガン


バンデルガン四世

本作のラスボス。ひきつった笑顔と右手にある2mを超えた大剣が特徴的で、顔が青白い人型の怪人。今作のPBを地球上にまき散らした張本人でもある。

海賊としての使命は「銀河中のすべての宝を集めること」。星には興味がないので、すべての宝を見つけ終えた星は価値がないと判断し、星を破壊する。

超能力はないが、セーラームーンなどの戦士全員の力を結集してもかすり傷が付かないほど強い。セーラームーンに人間すべての思いが結集した最終形態「セーラーアース」に敗北。


ウィズルム

バンデルガン四世の右腕。緑と赤のツートンカラーの祭服と杖の先端に斧がついているような武器が特徴的。笑い声は「ヌシシシ、、、」。

海賊としての使命は「真の宝とはなにか」という哲学を追及するために所属している。そのため、自身から宝を奪ったり逆にあげたりすることはない。

超能力は「無限の魔力」。魔力は一度使うとすぐに回復するが、魔法を連射すると回復が遅くなるため、その部分が弱い。因縁の相手でもあるセーラーマーキュリーの作った魔力を吸収するハンドクリーナーによって魔力を吸い取られた後、セーラーマーズ、ムーンに何度も殴られ、死亡


ジェルーマ

バンデルガン四世の左腕。ノコギリのような大剣が特徴的。骸骨剣士。自身が優勢である時は「くだらんぞ、、、。」と言い捨てることがある。

海賊としての使命はない。普通にバンデルガンが保管している宝を勝手に換金することがある。自身が戦いの前に劣勢になると見越したときは、ほかの海賊団を金で雇って盾にすることがある。

超能力は「修復」。しかし、壊れた物が既に別の物質になっている場合は能力が使えない。ここに目を付けたセーラーマーズは相手をコンクリで固めて粉々に砕いたのちに、それを溶鉱炉に流すという方法で勝利した。この勝利方法はあまり読者ウケがよくなかった。


黒仮面/月野 総一郎

全身が黒いコートと黒いズボンの黒一色で統制されており、黒いドクロの仮面と、白のハンカチーフを右ポケットにしまっているのが特徴。

こいつも海賊としての使命はない。ただ、研究者をクビになったことをウィズルムにそそのかされて、この海賊団に泣く泣く入ることになった。

超能力はないが、長けた知能と身体能力によってセーラームーンたちを一蹴する場面がいくつかある。セーラームーンと黒仮面の最終決戦において、数年ぶりに娘に心を開き、そして研究職をクビになったという事実に向き合うことで光堕ちする。


関連用語

PB

物語後半になるとテコ入れとして、皆既日食をモチーフにしたセーラームーン専用の強化形態が作られた。名前は「エクリプスセーラームーン」。なお、追加戦士の「セーラービーナス、ジュピター、サターン、ウラーヌス、ネプチューン」とはPBの形状が異なる。


妖精

いわゆるこういう作品に出てくる「相棒枠の妖精」。こいつの正体は、太陽系の惑星にいた神様そのものである。そして彼女らが変身できているのは、その神の能力によるものである。ちなみにネプチューンだけは妖精がいない。



ということで、長くなりましたがこれにて「想像だけで紹介する美少女戦士セーラームーン」は以上になります。

最後に一応断っておくとこんなものないですからね。なんかっぽい設定をものの数秒で考えただけですから。

あと誰かセーラーマーキュリーのFA作ってくれ。結構こういうキャラ好きなんだよ。

では、また明日。


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