見出し画像

【ひとり好き】全部ひとりでやろうとする癖に向き合う①

「もっと頼れよ」

大学時代の友人に言われた一言。
研究室で学生が主体で設定する行事の段取りをやっていた時のこと。事務作業のほとんど自分が進めていて、無理がたたったのかたまたまか風邪を引いたのです。
そのことで行事の段取りが止まることになり、友人にそれを任せることになってしまいました。その時に言われた最初の言葉は、今でもはっきりと覚えています。

あれから数十年、その言葉の意味を痛感しています。
日々、仕事をしている中でもコミュニケーションをとる場面は多くあります。よく言われる「報・連・相」だけでもかなりの数です。
メンバーと情報共有しながらチームとして組織的に仕事をしていかないといけません。

もちろんそれは社会人として、組織の中で働くものとして当然のことなのですが、この基本的な事でさえ、人によって得手不得手があるのだと思います。私はどちらかと言うと苦手です。

私の特徴として1人でやりたがる傾向があると、自分で認識しています。
それは自分の仕事は自分だけでやりきりたい、突き詰めてやってみたいという考えです。だから担当として任された業務を責任もって進めていくことは好きです。
それは自分の長所と言えたとして、 一方で次のような短所があります。
そうしていろんな業務をこなしてるうちに、周りから頼み事をされる機会が増え、自分の時間が削られ、業務が思うより進まなくなっていくのです。

こうした時、上手に断ったり、自分がする必要のない業務は他の人にお願いすればいいのですが、これも悪い癖なのか「自分にお願いされたんだからとやらなければ」と考えてしまう。そしてやってしまう。

自分のキャパが超えてきているのに、全部やらなければと、ひとりでやろうとしてしまい苦しいです。
そうした苦しさを感じつつも、時間をかけ自分でこなしていればよかったのですが、40代としてこれから立場が上がり、役割が変わった場合、全部自分で抱え込むと完全に潰れてしまうと思っています。
そして求められる本来の役割も果たせなくなるてしょう。

そんな心配をしているところですが、どうすればこのひとりでやろうとする癖から脱却し、 自分を追い詰める苦しさを緩和していけるのでしょうか。

なぜひとりでやりたがり、なぜ人に頼めないのか、ここから掘り下げて考えてみたいと思います。

次回に続く 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?