異次元の少子化対策〜次元とは〜

ある一定の人はわかりきっているであろうことを述べる。それは、「異次元」の捉え方だ。

結論から言えば、おそらく、従来の視点にとらわれないということを意味するのであろう。

学問の世界では、少しだけ足を踏み入れた者としての見解としては、ものの見方という意味合いで「次元」という言葉が使われる。

しかし、日常の暮らし、俗世で「異次元」がどういうときに使われるかといえば、日常とはかけ離れた理解しがたい世界、ないしは、強調の比喩表現として使われる。

解釈をややふくらませると、「地に足のついていない」状態を表しているとも言える。

実態が不明でかつインパクトの強い表現であるがゆえに言葉がひとり歩きしているという側面もあるものの、「次元」という言葉の使われ方の違いが引き起こしたものだと捉えるのがより根本的なのではないだろうか。

ちょっとだけ厨二病感のある表現で、そちらのほうが我々の一般生活には馴染んでいるのかもしれない。

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