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TOEIC SW初受験(フィフ過ぎ挑戦記)

こんにちは、ゆるゆるです。

TOEIC SWを受験してきました。後の振り返りのためのメモを残したく。時系列でつらつらといきます。

(1)受験のきっかけ
 昨年末に今年の目標を考えていた時に、大学生の息子と娘がTOEIC LRを受けると言い出しました。それで、私も、となったのですが、同時に前々から興味があったSWも受けてみようと思いました。

私は英検1級を持ってますが、こちらの堅い話題の方が寧ろ喋りやすく(自分でトピックを選べますし)、純粋なスピーキング力のチェックはSWの方がシビアだなと思っていて、ずっと気になっていたのです。でも、準備も出来ていないのでなかなか踏ん切りがつきませんでした。

スコアの事を気にするとしんどいので、今年の目標を受験回数(年間4回)に設定して、気楽に受ける事にしました。

(2)準備
 準備と言っても本格的なテスト対策というものはやっていません。

(私が勝手に師匠と思っている)かわいぬさんに紹介された公式のTOEIC SWガイドブックを買って、問題形式を確認して音源をスマホに入れて通勤時に1週間ぐらい聴きました。

これは大変参考になりました(かわいぬさんに感謝!)。というのも通常の参考書では解答例が模範解答のみであるのに対し、このガイドブックでは(おそらく本当の試験の受験者と思われる方の)解答例が音源になっていて、3つのレベルそれぞれに数人分を聴けるのです。もちろんその事例は私よりもハイレベルではありますが、だいぶ気楽になりました。背伸びせず自分の持っているものを出し切ることに徹しよう、出たとこ勝負でいこう。こんな具合で、今の実力ありのままでいきました。

(3)試験当日
 試験会場は京都を選びました。家から1時間半ちょいのところです。

 着いて直ぐに待合室に案内されます。集合時間の10分前ぐらいに着いて整理番号10番目の席に案内されました。15人弱ぐらいの受験者数でした。先週受けたLRに比べて少ない事😁

着席すると試験の注意事項、ボールペン、試験のしおりを渡されます。まず、注意事項の最後の同意の欄にチェックと署名を入れて、しおりを読みながら待機するよう指示がありました。

同意書の裏は白紙のメモ欄になっていて試験中に活用できるようです。借りているボールペン以外の筆記用具は使えません。また、待っている間にケータイの電源を切る事と、身分証明を出せる準備をするよう指示がありました。

集合時間は13:45-14:00でしたが、13:55には整理番号一番の受験生から呼ばれて待合室から出て行き始めました。そこから1分足らずの間隔で呼ばれていきます。その間、何もせずぼーっとしているだけ。

私も呼ばれて別室に入ると、まず、写真撮影がありました。それが終わると試験を受ける席に案内されます。

(4)着席後の準備
 まず、画面上で受験者の氏名、住所のチェックがあり、それがOKとなってから、ヘッドセットを装着して音量チェックをします。スピーカーの音量はデフォルトで半分のところにありましたが相当に音が大きかったのでかなり絞りました。続いて自分の声の音量チェックです。用意されたスクリプトを読み上げ、録音された音を聴きました。この辺り、特に戸惑う事はないと思います。

(5)試験
 試験開始となります。最初のパートのディレクションの画面が現れます。私はとっとと次の画面に行こうとNEXT ボタンを押しましたが、アクティブになってなくて少し焦りました。良く読むと画面が自動的に切り替わるまで待てとありました。😅

ここから試験です。

①音読問題
 初受験の怖さ。少し焦ってしまい細部を読まず、固有名詞の読みと並列言葉(上げ下げの調子をつけるところ)なのチェックしか出来ませんでした。

気がついたのは公式ガイドブックに比べてうんと単語数の少ない事。でも事前にガイドブックを丁寧に読んで45秒ピッタリだった恐怖があり、急ぎ気味で読みました。2問とも半分程度の時間で読み上げちゃいました。しまった。。。もっとゆっくりクリアーに話すべきだった😭

読んでて不明瞭な発音になってしまった箇所が数箇所、滑らかにいかなかったところも生じてしまいました。

実力とは言え、次回はゆっくり丁寧に読もうと思います。

②写真
 準備時間の間、言及するポイントを頭の中で整理しました。
 ・この写真では〜している。
 ・〜は〜と切り離されていて安全だ
 ・〜にはいくつかの〜が〜している。
こんな具合で5つか6つのポイントを頭の中に描きましたが、始まってみると3つぐらい言って4つ目を話している最中で時間切れ。

2つ目の写真では準備のピープ音なのに本番と勘違いして一生懸命喋ったところで、はいどうぞのピープ音。ガッカリしながら再チャレンジしました。なのに話せた描写は準備の方が多くてさらにがっかり。でも良く見ると準備が45秒、本番が30秒なんですね。今これを書いていて思い出しました。😭

③応答問題では、とにかく思いついた事を喋れるだけ喋りました。途中に、文法違っている事に気づくことも多々ありましたが、もう言い直す余裕がなく話し切る感じ。文法は普段からちゃんとしてないと一生カタコトかなと感じました。今後の課題にします。

ちなみにここの応答問題でも準備のビープ音で必死に喋った後、はいどうぞ、のビープでガックリなるやつ、やりました。

問い合わせへの応答も答えるには答えたものの、カタコトで何とか言いたい事を言い切る感じ。沈黙や途中で止められる事はなかったから上出来と考えますが、丁寧に落ち着いてシンプルに話すことが今後の課題です。

④写真描写ライティング
 こちらは、出来るだけ簡単な文章で済ませました。後で気づいたんですが、タイプに追従せずに脱落している箇所が発生していました。私のタイピングは相当に速くて正確だと自認していますが、キーボードの問題なのか、機材がイマイチだと感じました。少しフラストレーション溜まりました。いくつかのスペル脱落が修正しきれないまま残っているかも知れません。

⑤メール返信
 ここでは普段とは全然異なるビジネスに携わる立場になってメールを打たないといけません。

割と公共性の高い機関からの問い合わせに答えたり、同僚からアドバイスを求められたり、なかなか難しかったです。

英語表現重視で内容に拘る必要はないのかも知れませんが、ついつい性格上、納得性の高い事を書きたくなります。なのでアイデア出すのに時間を費やしてしまいました。

あと、ビジネスに好ましい表現を分かっていないので、友達相手のような口語調のメールになってしまいました。この辺りも今後の課題です。

⑥エッセイ
 二つの理由を添えて302 words のエッセイを書きました。

 まず二つの理由のトピックセンテンスを書き、時間をかけてそれを補足していきました。300超えるために、結論の後、さらに能書きを継ぎ足しました。

「この事は他のことについても当てはまる、including A, B, C…」

みたいな感じで。思いつきでやりましたがこれは字数を最後に稼ぐのに今後も使えそう。

300 words超えた時点で残り2〜3分ぐらいしか残ってなかったので、スペルミス程度の見直ししか出来ませんでした。

以上のような感じです。

感想としては、スピーキング、ライティングを測るにはとても良く出来た試験だと思いました。

採点基準を良くわかっていないですが、ネイティブ並みに話す人との差がしっかり出ると思います(もちろん私は差をつけられる方です🐢)。

今回SW用の特別なトレーニング無しで受験しましたが、そのおかげで楽しめたかも知れない。付け焼き刃が通用する試験では無さそうで、今後も暫く試験対策無しで実力チェックとして受けたいと思いました。

ここまで長文を読んでいただきありがとうございました!

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