田舎 蛙(いなか かわず)

自作の作詞を行うのが趣味です。 毎週1本自作の作詞を発表します。 もし良ければ感想下さ…

田舎 蛙(いなか かわず)

自作の作詞を行うのが趣味です。 毎週1本自作の作詞を発表します。 もし良ければ感想下さい!

マガジン

  • 田舎蛙の自作の作詞集7

    田舎蛙の自作の作詞集7です。7作品あります。 ・望郷と再会 ・私のアルバム ・種を蒔く人 ・最初で最後の愛 ・二人の私 ・詠み人知らずの想い ・たった一つもここに無し

  • 田舎蛙の自作の作詞集6

    田舎蛙の自作の作詞集6です。 30作品あります。 ・さまよう羊らの聖歌隊 ・青い宇宙(そら)の月 ・殺しの天使の救済 ・清廉な花 ・家族の始まり ・ドアを求めて ・子守唄の継承 ・空の天使 ・誤壊(ごかい) ・海に惹かれて ・俺だけでいい ・死神の恋の行方 ・思い出の地で ・髑髏に誓う ・風の導き ・非実在への渇望 ・愛と希望の死体と ・二人の世界 ・愛の詩の担い手 ・チェリーキャンディークラッシュ ・カラスという鳥 ・街灯は見ている ・化石の目覚め ・依代伝記 ・ステージの二人 ・花の強さ ・開かずの全て ・荷物を背負えば ・空想日和 ・四季の女神

  • 田舎蛙 二次創作 自作作詞集1

    田舎蛙の二次創作の自作作詞集1です。 7作品あります。 ・ウルトラマンタロウのテーマ(石川賢 サンデー連載 漫画版) ・運命のラストデュエル ・4人のウソのカルテット ・閃刀姫 その決心 ・チェンソーマン〜悪魔の狩人〜 ・かって青かった惑星(ほし)で ・ストロング・ザ・武道のテーマ

  • 呪術廻戦 二次創作 自作作詞集1

    呪術廻戦 二次創作 自作作詞集1です。 ・真なる人 ・死にゆく運命(さだめ)の魚らよ ・虎杖の花が咲くなかで ・清廉な花(二次創作ver)

  • 田舎蛙の自作の作詞集5

    田舎蛙の自作の作詞集5です。 30作品あります。 ・湿った二匹 ・幻からの旅立ち ・大人びた二人 ・歌姫の想い ・宇宙(そら)の片隅で ・異星人の慟哭 ・愛する母よ ・宇宙(そら)の化石 ・悪意の化身 ・若き剣(つるぎ)達よ ・僕のぬいぐるみ ・遥かなる古代の人よ… ・仮面を君は ・面影への想い ・紋様廻天(もんようかいてん) ・錆びた扉の先 ・真白のカラス ・生きる罪よ、どうか眠れ ・街で生きれば ・青い騎士達 ・鉄クズ製の十字架 ・虚飾の私 ・空の落とし子 ・縁(えにし) ・あなたのその手が ・Bad and Happy ・地獄道(じごくみち) ・箱庭のオブジェ ・仮初め悪魔のイタズラ ・雪華の園(その) 閉じる

記事一覧

たった一つもここに無し

1.安らぎ知らずの 俺が求むは    誰もが安らぎ 得られる地    旅路の果てに 俺が着いた    その地の 安らぎ    偽りの笑顔 作らせるもので    誰もが得られる …

詠み人知らずの想い

1.あなたへと唄った 愛の詠み人知らず    かって一人で なかったと    気付いた頃には    詠み人の名かすれ 唄い手分からず    本当に一人ぼっちの あなたが泣く…

二人の私

1.子供の頃には 出来なかった    子供でいること    その抱擁で 赦してくれる    あなたが愛しい    子供の甘えと 子供のわがまま    大人がすること 許されぬ…

最初で最後の愛

1.私の命奪った あなたに抱かれ    初めて感じた 最初で最後の幸せ    愛する人が 幕引きをしてくれた    そんな幸せ 滅多にないから    あなたは罪と 思わずにい…

種を蒔く人

1.未来のためと 行動する    それが種を 蒔くということ    どうせ芽吹かぬと 悲観し種蒔き    止めてはいけない    種蒔き人が 生きてる内には    芽吹かぬこ…

私のアルバム

1.カラフルな 写真も    今は色あせ モノクロに    年を重ねた 私も    同じように モノクロに    けれどモノクロに 変わること    悪いことじゃない    カラ…

望郷と再会

1.赤い楼閣の ほとりの湖浮かぶ    朱船(しゅぶね)の上で    幼子の姉やと私 戯れて    突然に別れ 炎と共に    朱船(しゅぶね)燃え落ち    私は底へ 湖の彼方…

四季の女神

1.あなたのドレス 季節を遮る    ドレス翻り 隠れてた季節は    美しく移ろい    それぞれの季節の    シンボルたる花は    あなたが笑うたび    その微笑み…

空想日和

1.もしも小瓶に 神様を閉じ込められたら    きっと空っぽの 小瓶の中も    美しい世界に なるでしょう    美しい花 澄んだ海    鮮やかな空が 小瓶の中に    広…

荷物を背負えば

1.にもつ(荷物)を    もつ(持つ)のは    つらく(辛く)ても    せおって(背負って)しまえば    おかしな位に    えがお(笑顔)で行(ゆ)けるはず    ばんかん(万…

開かずの全て

1.あかず(開かず)の扉の   かぎ(鍵)は何処かと   ずっと探してる   のっく(ノック)だけして   とびら(扉)と戯れ   びくびくと伺う   らんぷ(ランプ)の火の下(もと)に…

花の強さ

1.はな(花)は   なにが(何が)あろうと   ははなる(母なる)地では   なかない(泣かない)   かなしみ(悲しみ)も   なみだ(涙)も糧に   いちりん(一輪)の大輪に 2.はな…

ステージの二人

1.あこがれの人といつかは    ここに並ぶ日夢見    がんばって(頑張って)努力して    れんしゅう(練習)重ね    のうりょく(能力)を高めよう    ひとすじ(一筋)の…

依代伝記

1.よりしろ(依代)となり    りがい(理外)の神に    しろい(白い)この身体託すわ    ろうそく(蝋燭)が    とけきる(溶け切る)前に    ながした(流した)涙は    …

化石の目覚め

1.かせき(化石)に変わるための    せんねんいじょう(千年以上)の時も    きっと地球には一瞬で    にんげん(人間)が    かせき(化石)となって    わすれ(忘れ)さ…

街灯は見ている

1.がいとう(街灯)は照らす    いろあせた(色褪せた)街並みを    とうとい(尊い)街並みに変え    うつくしく(美しく)彩る    てらされる(照らされる)建物は    ら…

たった一つもここに無し

たった一つもここに無し

1.安らぎ知らずの 俺が求むは
   誰もが安らぎ 得られる地

   旅路の果てに 俺が着いた
   その地の 安らぎ
   偽りの笑顔 作らせるもので

   誰もが得られる 安らぎに
   心満たせる ものは無く
   たった一つの 望む安らぎ
   ここに無し

2.幸せが来ない 俺が探すは
   あらゆる幸せ 出会える地

   旅路の果てに 俺が着いた
   その地の 幸せ
   暗黙

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詠み人知らずの想い

詠み人知らずの想い

1.あなたへと唄った 愛の詠み人知らず
   かって一人で なかったと
   気付いた頃には
   詠み人の名かすれ 唄い手分からず

   本当に一人ぼっちの あなたが泣くのは
   心の部屋の 中だけで
   「泣かないで」と 声かけただろう
   愛の詠み人 いずこに

   顔も知らぬ 詠み人が
   とても恋しく 恋しくて
   あなたが詠んだ 想いの唄よ
   愛の詠み人に どうか届け

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二人の私

二人の私

1.子供の頃には 出来なかった
   子供でいること
   その抱擁で 赦してくれる
   あなたが愛しい

   子供の甘えと 子供のわがまま
   大人がすること 許されぬこと
   「それは違うよ」「大丈夫だよ」
   ただその言葉 嬉しくて

   私の望みを 叶えたあなたの
   守り人(もりびと)になるわ いつまでも
   子供の私と 大人の私の
   二人のこの加護 永久(とわ)にあ

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最初で最後の愛

最初で最後の愛

1.私の命奪った あなたに抱かれ
   初めて感じた 最初で最後の幸せ

   愛する人が 幕引きをしてくれた
   そんな幸せ 滅多にないから
   あなたは罪と 思わずにいて
   私がその手 握る力尽きても

   人喰らいの 化け物が
   人に化け 幸せ知れた
   あなたという 人間が
   私を愛し 眠りをくれたから

2.愛する君の命を この手で散らし
   芽生えた痛みは 最初で

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種を蒔く人

種を蒔く人

1.未来のためと 行動する
   それが種を 蒔くということ
   どうせ芽吹かぬと 悲観し種蒔き
   止めてはいけない

   種蒔き人が 生きてる内には
   芽吹かぬこと 多々あるが
   それでも死後には 種は必ず
   芽吹き未来を より良きものに

   種蒔き人よ いくつもの
   現実に 打ちのめされても
   その手の中の 種を信じて
   より良き未来 眠る種
   育て続け

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私のアルバム

私のアルバム

1.カラフルな 写真も
   今は色あせ モノクロに
   年を重ねた 私も
   同じように モノクロに

   けれどモノクロに 変わること
   悪いことじゃない
   カラフルにはない 積み上げた輝き
   温もりと優しさ そこにあるから

   私という アルバムに
   飾られた モノクロの思い出
   一枚、一枚 語ります
   大切な あなたに向けて
   こもれ陽が射す 午後のリ

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望郷と再会

望郷と再会

1.赤い楼閣の ほとりの湖浮かぶ
   朱船(しゅぶね)の上で
   幼子の姉やと私 戯れて

   突然に別れ 炎と共に
   朱船(しゅぶね)燃え落ち
   私は底へ 湖の彼方へと

   ベッドの上で 目を覚ます
   いつもの夢を 見た後に
   心に募るは 異界への望郷
   姉やとの再会

   いつもの夢に 心疼かせ
   私は今日も 学校へ
   本当の居場所 ここじゃないと
 

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四季の女神

四季の女神

1.あなたのドレス 季節を遮る
   ドレス翻り 隠れてた季節は
   美しく移ろい

   それぞれの季節の
   シンボルたる花は
   あなたが笑うたび
   その微笑み彩り
   恵みを授かりし 命達は
   そのお返しに あなたへドレスを

   四季の女神よ ありがとう
   その純粋な 笑顔と心が
   もたらしてくれる 美しき四季
   そこに生きれる 幸せと感謝
   あなたへと

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空想日和

空想日和

1.もしも小瓶に 神様を閉じ込められたら
   きっと空っぽの 小瓶の中も
   美しい世界に なるでしょう

   美しい花 澄んだ海
   鮮やかな空が 小瓶の中に
   広がって
   そんな世界を 外から眺める
   観察者へと なれたらいいのに

   いつも持ち歩く 小瓶眺めて
   小さな空想 今日も

2.もしも色んな 生き物に変身出来たら
   きっと人間の ままでは聞けぬ
 

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荷物を背負えば

荷物を背負えば

1.にもつ(荷物)を
   もつ(持つ)のは
   つらく(辛く)ても
   せおって(背負って)しまえば
   おかしな位に
   えがお(笑顔)で行(ゆ)けるはず
   ばんかん(万感)も忘れる

2.にもつ(荷物)を
   もたず(持たず)に
   つぎ(次)見ても
   だれか(誰か)のことだけ
   いちいち気になり
   じぶん(自分)が見えなくて
   にげ(逃げ)さえもできない

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開かずの全て

開かずの全て

1.あかず(開かず)の扉の
  かぎ(鍵)は何処かと
  ずっと探してる
  のっく(ノック)だけして
  とびら(扉)と戯れ
  びくびくと伺う
  らんぷ(ランプ)の火の下(もと)に

2.あかず(開かず)の心を
  かえる(変える)何かを
  ずっと求めてる
  のうのうとただ
  こころ(心)を浪費し
  こわれゆく(壊れゆく)心は
  ろうごく(牢獄)の囚人

3.あかず(開かず)の未来

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花の強さ

花の強さ

1.はな(花)は
  なにが(何が)あろうと
  ははなる(母なる)地では
  なかない(泣かない)
  かなしみ(悲しみ)も
  なみだ(涙)も糧に
  いちりん(一輪)の大輪に

2.はな(花)は
  なにが(何が)あろうと
  はる(春)の試練に
  まけない(負けない)
  けだかさ(気高さ)と
  なにより(何より)強い
  いし(意思)を持つその限り

3.はな(花)は
  なにが(何

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ステージの二人

ステージの二人

1.あこがれの人といつかは
   ここに並ぶ日夢見
   がんばって(頑張って)努力して
   れんしゅう(練習)重ね
   のうりょく(能力)を高めよう
   ひとすじ(一筋)の希望
   とおく(遠く)から近くに

2.したわれる(慕われれ)人の私に
   たった一人で迫る
   わたし(私)より年下の
   れんど(練度)が高い
   しょうじょ(少女)へと声かける
   ひなげし(ヒナゲシ

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依代伝記

依代伝記

1.よりしろ(依代)となり
   りがい(理外)の神に
   しろい(白い)この身体託すわ
   ろうそく(蝋燭)が
   とけきる(溶け切る)前に
   ながした(流した)涙は
   りがい(理外)の神のものか

2.からだ(身体)手にして
   らくじつ(落日)の世に
   だんざい(断罪)と救い授ける
   てんじん(天神)が
   にんげん(人間)に向け
   しめした(示した)未来は
 

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化石の目覚め

化石の目覚め

1.かせき(化石)に変わるための
   せんねんいじょう(千年以上)の時も
   きっと地球には一瞬で
   にんげん(人間)が
   かせき(化石)となって
   わすれ(忘れ)さられても
   れきし(歴史)は進んで

2.かせき(化石)の見てる夢は
   せいぜん(生前)望んだ夢か
   きになる(気になる)けれども分からない
   みらい(未来)への
   るすばん(留守番)電話
   ゆ

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街灯は見ている

街灯は見ている

1.がいとう(街灯)は照らす
   いろあせた(色褪せた)街並みを
   とうとい(尊い)街並みに変え
   うつくしく(美しく)彩る
   てらされる(照らされる)建物は
   らんぜん(蘭然)と輝いて
   すばらしい(素晴らしい)ものへと

2.がいとう(街灯)下にて
   いつまでも待っている
   とかい(都会)の少女は一人
   うなだれた様子で
   しんしんと降る雪は
   たんた

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