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銀行の金庫の中にはギッシリお札が眠っている?

現金が必要になった時に銀行へ行けばすぐにお金が引き落しできてすぐに使う事ができますよね。

銀行は、『いつでも誰もがお金をいくらでも下せることができるんだ』
と思っているかもしれません。

本当に、預けたお金はいつでもいくらでも引き出せるんでしょうか?

実は、銀行は預かったお金をそのまま金庫にしまっておくわけではありません。
銀行は預かったお金の一部だけを金庫に残して、あとは貸し出しをして金利を稼いでいるのです。


金庫のお金

もし、預かったお金をいつ出金されてもいいように、金庫に寝かしておいても、お金は一銭も増えません。
そうなったら、貸し出すお金もないので金利収入が得られず、銀行で働く人の給与や預金の利息も払えなくなって倒産してしまいます。

普通の支店の場合、金庫の中には、給料やボーナスの支給日をのぞくと、一億円もない・・という記事を読んだことがあります。

実際どの位のお金を金庫においてるかはわかりませんが、
引き出し額が500万円以上になると、銀行自体にお金がなかったり、直ぐに対応することが難しい場合もあるかもしれません。
大金を引き出したいときは事前に連絡しておくのが良いでしょう。


もし銀行が潰れたらどうなるんでしょうか?

今の日本の地方銀行は倒産を免れる為に他の銀行と統合したり、合併したりしています。
・人口減少による銀行利用者の減少で倒産。
・金利低下による利益の減少で倒産。
・暗号通貨の流通により従来の銀行を使わなくなり倒産。
倒産の原因はいろいろ考えられますが、

経営不振により1991~2001年の10年間で約180もの金融機関が破綻しました。

日本には預金保険制度(ペイオフ)と呼ばれる制度があり、
金融機関が破綻しても預金者1人当たり元本1,000万円とその利息が保護されるようになっています。
なので銀行に預金をする場合、1社あたり預金は1000万までするのも資産を守る方法かもしれません。

ペイオフの話を聞いてちょっと安心されたと思いますが、
本当にペイオフは大切な資産を守ってくれるのでしょうか?

次は、ペイオフについて書きたいと思います。


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