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トゥバ共和国への旅

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中央アジアのトゥバ共和国への旅。喉歌ホーメイの修行、荒廃したチベット仏教寺院の支援が目的でした。抱腹絶倒、仰天の連続、とまでは言いませんが、日本ではなかなか体験できない体験の連続…
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【トゥバ共和国への旅5】生きとし生けるもの。ワタクシ、重病になってしまいました。

😎😎😎やっぱりあるぜ、オグ😎😎😎 モンゴルの親戚のような位置にありますから、ゲルのような移動式住居もあるんです。中国ではパオと言いますね。トゥバでは「オグ」と言います。誰彼でも所有しているわけではありませんから、観光用の宿泊施設になっているオグもあります。 首都郊外、エニセイ川沿いの施設をのぞいてみました。テレビでみたような感じです。管理人の男性とは、魚釣りの話で盛り上がりました。トゥバに来るなら釣り竿は必携のようです。「イトウ」って魚がいるじゃないですか。日本では幻の巨

【トゥバ共和国への旅4】 草原にて

☀☀☀ 興味深い話 ☀☀☀ チベット仏教の読経の声は日本のそれと違ってとっても重厚なんだわ。喉を強くふるわせてるんだね。現地の住職さんに聞くと、チベットに伝えたのはトゥバのお坊さんらしい。裏がとれた話でもないので、そうですか、と聞くしかないんだけど、それってありそうと思うのが、トゥバの喉歌「ホーメイ」の歌唱法の中に「カルグラー」というスタイルがあって、ボクは前から関連性が気になっていたのです。チベット仏教の一つの源流、トゥバにあり、というわけだね。ちなみに般若心経をホーメイ

【トゥバ共和国への旅3】トゥバロシア・トゥバロシア・トゥバロシアした話

  ●●●行程表 トゥバにはねえ、新潟空港(飛行機)ー ウラジオストク(飛行機)ー イルクーツク(飛行機)ー トゥバ・グズル、とまあ、こんな感じで到着しました。各空港とも厳しくてね。窓口では、こんなやりとりがあるんです(下記参照)。ワタクシが怪しいのではなく、外国人なら、みんなですよ、といいたいところですが、どうなんでしょう。  検査官   「検査するから上着と靴を脱げ」  チョークー 「裸足に草履やで、何脱ぐねん」  検査官   「なら草履を脱げ」 草履を脱いでなん

【トゥバ共和国への旅2】寺院跡地で考えた。人類の来し方、そして未来、って、これまた大それたことを…

 ワタクシ、改めて申し上げますが、お坊さんでして、今回の旅には、復興中のトゥバの寺院を訪ねるという、本業にも密接にかかわる目的もありました。 ●●宗教弾圧  みんな忘れているかもしれませんが、ロシアはかつてソビエト連邦、縮めてソ連といわれる大帝国でした。社会主義国ですから、宗教は人民を堕落させるアヘンであるとし、長らく弾圧の対象になっておりました。トゥバの宗教は「チベット仏教」なのですが、1917年のロシア革命以降、お坊さんは追放され、お寺は破壊されてしまいました。信教の

【トゥバ共和国への旅】カエルの歌が聞こえてくるよ 

●●●いったい、どこよ  トゥバ共和国と聞いて即座に場所が思い浮かぶ人は、相当の地理好きでしょう。ロシアを構成する共和国の一つです。中央アジアに位置し、人口は30万人余り。国土面積は日本の半分ほど。モンゴルのちょい上にありますから、風景もそんなもんです、といえばイメージしやすいでしょうか。大平原のね。  人知れず、というのは世界のどこにでもあるもので、といっても人知れず感は、ワタクシにとっては空前絶後でしたが、首都クズルにはこんなオブジェがあります。「アジア中心の碑」。お