見出し画像

なんとなく「29歳までに結婚」したい?


女性の「結婚適齢期」って?

「結婚適齢期」私はこの言葉があまり好きではありません。
結婚は人生における最も大きな出来事の一つなのに、何故周りの人たちと同じ時期に、なんて考え方があるのか?
でも、20代それよりももっと若いうちから女性は、なんとなく「29歳までには結婚したい」、そう考えているようです。
厚生労働省の「人口動態統計」によると令和2(2020)年の女性の初婚年齢の「平均値」は29.4歳だったそうです。
この「平均値」はくせ者で、30歳近辺で結婚した人が最も多い、というわけではありません。
婚姻が最も多かった年齢(初婚年齢の「最頻値」)は26歳であり、27歳以降は、年齢が上がるごとに婚姻件数が大きく減少しているとのデータもあります。
「平均値」が「最頻値」と異なっているのは、晩婚化の影響だとか。
30歳を過ぎての結婚が増えてきているので、「平均値」があがっているのです。
ちなみに、ウェディングプランナーとして、たくさんの新郎新婦とお会いした私の肌感覚でも、26、27、28歳くらいの新郎新婦が最も多かったような記憶があります。
そして20年前の統計でも、結婚をするピークの年齢は27歳!
20年間、変わっていないとは!
つまり昔も今も、26~27歳に周囲の結婚のピークがやってきて、焦りだすのが29歳。
なので、なんとなく「29歳までに結婚したい」が定着しているのかなと思います。

若い人が結婚したいと思うには?

2023年の「合計特殊出生率」が、8年連続で減少して1.2と過去最低を更新し、都道府県別では東京都が初めて1を下回り、0.99を記録しました。
少子化対策が叫ばれていますが、政策はすでに結婚している夫婦(カップル)への対策がほとんどです。
それも大事。
でも、子供を持つのは一人ではできないのです!
若い人たちが結婚に希望を持てない、その社会を作ってしまっている我々大人の責任でもあります。
お給料の問題もあるでしょう。
そのあたりは政治家さんたちにおまかせして、我々もできることをしなれば!
それは、結婚って、誰かと一緒に生活を共にするって、素敵なことなんだよ!って伝えることだと私は思います。
メンターじゃないですが、自分の周りにその生活を楽しんでいる人たちがたくさんいれば、自分も!って思えるのではないでしょうか?

結局はやってみないと分からない

「結婚適齢期」に振り回されることなく、ご自身のタイミングで、ご自身のペースで、自分とは違う誰かとの生活を考えてみませんか?
もちろん、うまくいかないこともたくさんあります。
でも、「子供が苦手だった」私が子供と生活することで、今ではエレベーターに同乗した子供に、必ず微笑みかけるおばさんになったのです!(ある意味怖い??)
さあ、大人の皆さん、自分とは違う個性の誰かと一緒に過ごすことの大切さ、素敵さを、どんどん発信しようじゃありませんか!
そして、若い、これから結婚を考えるあなた!
いろんな人のお話を聞いてみましょう。
どんなことでも「やってみないとわからない」のですから!

あなたのお話、聞かせてください。
お問い合わせはこちらから。
https://www.remarkable-marriage.com/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?