【いつのときも凡事徹底】

成果を出したいと思う人の中にはとっておきの魔法的な営業手法があるのではないか！？と思っている人もいるようです。成果が出る人しかやっていない奥義的な…(笑)。実際に奥義があるとして、使いこなせる人は営業マンの１％くらいしかいないと思う。
基本的に成果を長期的に残し続けている人は凡事徹底を貫いている。
さまざまな要素はあるものの凡事徹底を貫いた人が成果を残せる最大の要因としては、当たり前のことを人並以上に当たり前に続けることができないからである。つまり、誰にでもできる当たり前のことをバカにせずにやり続けているということである。別に奥義を使って成果を上げているわけではない。もちろん能力の面がないとは言わないが。
能力があってもやる気があるときだけやり、やる気がないときにはやらないといったスタンスであれば継続して成果を残し続けることは難しい。最低限の能力値を身につけるのは自己研鑽で補うしかないが、当たり前のことを当たり前にやりつづけるためには自分を律していくしかない。二日酔いの日もあれば、疲れている日もあるだろう。そんな日でも変わらず当たり前のことを毎日こなせる人が最後に勝つ。
「凡事徹底」を座右の銘にしていた、鍵山秀三郎氏（㈱イエローハット創業者）が有名です。他にも、イチロー（元メジャーリーガー）もとんでもないところに辿り着くには小さなことの積み重ねでしかないと言っています。
凡事徹底をバカにする人もいるが、成果を残す人こそ凡事徹底を貫いているのです。