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新しい曲

新しい曲になると譜読みが面倒ですが嬉しいですね。
チェロはゴルターマンのnotturnoという短い曲です。
子供用の曲集にあるもので、2回目のレッスンです。
レントなので、かなり遅いテンポで弾いていましたが、テンポが揺れるところが多く、遅すぎて不自然な感じになっていました。
先生のご指導では、レントと表示されていてもモデラートではないというくらいで、メトロノームにあるレントの遅さではないそうです。
指示はないけど、ところどころ2音目だけ抜く、途中一瞬明るくなるところは十分に歌うなど独学では気がつかないようなことをご教示いただきました。

結構前からテルツェンの練習で手こずっています。
今回はハイポジからの移動時に、すぐに1の指を微妙に上に移動して音を合わせにいっているのを指摘されました。
無意識に1の指が動いていたので、直そうと思っても不随意運動となっていてすぐに直せませんでした。最初から指の形を固めて移動していかないといけないので難しかったです。
3か月以上やって無理ならもう無理なんじゃないかなーなんて思いますが、先生が諦めないのに、私が諦めてどうするのか。

シュレーダーは順調に進んでいますが、たぶん自分のレベルにちょうどいいのでしょう。
初歩の段階ですが、弓の配分とへんな強弱がつかないようにとのご指摘を受けました。

ピアノもブルグミュラーを順調に進めています。
「コンソレーション」では単に指を動かすのではなく、フレーズごとふくらみを持ち、一番盛り上がりは少しだけためる感じを持ちつつ気持ち長く音を保つがやりすぎはダメ、手首を上げっぱなしはダメで下から上に持ち上げる音の時は下げて上げるが指先は立てていて、手首は丸い円を描く感じを心掛けるとちょっと上手く聞こえる・・・など楽譜にはないけど、多くのご指摘を受けました。
ブルグミュラーは一般的に小学生が弾くことが多いのですが、奥が深いものですね。
次のシュタイヤー舞曲の譜読みを進めることに。

次回、いよいよ憧れのシューマン、子供の情景から「見知らぬ国々と人々」の譜読みの指示。
簡単そうに聞こえる曲だけど、表情をつけるのが難しそう。
この曲は昔娘が発表会で弾いた曲で、かわいい曲だなと思っていました。
ぱっと聞きは簡単そうだけど左手と右手のつながりが難しくて損な曲と言っていたような・・
多くの有名ピアニストが子供の情景を録音しているあたり、けっこう難易度が高そうです。

ピアノでもチェロでもよくあるのが、弾く→違う、この音に向かって盛り上げて→弾く→やりすぎ、変なアクセントはつけないで→弾く→弱すぎ→弾く→それくらいがちょうどいい、という展開。
それくらいと言われても、?なので、いつまでも同じ指摘が入ります。
たぶん、フォルテ=大きく、ピアノ=小さく、cres=だんだん大きく、dim=だんだん小さく、と私の頭の中に刷り込まれていて、さらに指から先だけを動かす(ピアノ)癖があるので、音の違いを表現できず歌えない。
ピアノの先生はそこを何とかしたいそうで、ロマン派を弾くのがいいと思ったそうです。
楽譜にフォルテって書いてあるから大きくしてみました、クレッシェンドって書いてあるから、だんだん大きくしましたって感じに聴こえるので、イメージを持って弾くことを覚えてほしいそうです。

私はそもそも音の違いを聞きわける耳ができていないのが問題かな、とちょっと思いました。
よく正月に芸能人の格付け番組で、素人とプロの演奏の聴き分けとかありますが、正直わかりません。
プロの演奏でも、ミスタッチが多いとか言っている人がいますが、私にはわかりません。
よい音楽をたくさん聴くことと思い、大昔から朝はラジオでクラシックを流しっぱなしにしていますが、流しているだけで私の耳は聴いていないのでしょうね。
音からさまざまな感情が読み取れるようになると、楽しさが倍増するでしょうね。

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