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⑤副鼻腔炎。手術を決意する時。

こんにちは。副鼻腔男です。
手術まであと3日となりました。

手術って勇気がいりますよね。
だって、他人に命を預けるってことですから。

そんな臆病か私がなぜ手術を決意したのかお話します。

今回は早速、本題に入りたいと思います。

長文になりますが、最後までお付き合いいただけますと幸いです。



前回の続き
2023

3週間後、薬を飲まずに1週間様子を見ました。

このころになると普通の生活でも咳が。
会議とか普通に話してる時とか急に咳き込みが止まらないことが多くなってきました。

薬を飲んでると症状は抑えられるのですが、飲んでない時は明らかに悪化しています。

もちろん夜はピーヒャララララ
軽い咳と痰が出てきます。

通院。

状況を伝えると、前回ドクターが言っていた通り、CT検査をしました。

ドクター「やっぱり。鼻ポリープできてますね」

ポリープ。

ええー、ポリープって。
あのポリープかよ。
最近うちらの年代では大腸とか胃にできてるって話題のあれ。
悪性だと癌になる、良性でも取らなきゃいけないあれ。

この時、ドクターが何か言っていたと思いますがそれどころじゃ無いですね。
聞いていませんでした。

ようやく我に帰ってドクターの診断結果を聞きます。
ドクター曰く、悪性ではないとのこと。

「取らなきゃいけないんですか?」
と、恐る恐る聞くと

「本来なら手術をするレベルですが、もう少し薬を変えながら様子を見てみましょう」
とドクター。

手術が怖いこともありましたが、この時は新規事業などで立て込んでいて、正直入院は避けたい状況でした。
「先生、ありがとうございます。そうしましょう。」
私はホッとして了解しました。


そこから薬を変えながら3回ほど通院。

薬を飲めば症状が抑えられる。
少しずつ、また副鼻腔炎の危機意識は薄れていきます。

2024年の年始に入っていました。


ここでまた私は薬を切らします。

まあ、大丈夫かな。
相変わらず楽観主義な私。
ここでとうとう手術を決意させることが起きます。

もはや言うまでもない深夜2時。

ピーーーーーーーーヒャララララ、ゼコゼコゼコ


いつもよりも激しい喉と肺の音。
息を吸って吐くだけで出てくる音。
加えて激しい咳が止まらない。
本当に止まらない。
痰がいくら出ても。
体勢を変えても、水を飲んでも変わらない。


早朝5時、ようやく咳が治ります。

もう眠れそうに無いのでシャワーを浴びてコンビニで朝食を買い、会社に向かいました。

なんかもう家が怖くて居たくありませんでした。
それくらい激しい起き掛けの咳き込みでした。
あれが喘息発作というものなんですかね。

寝不足や咳き込みでフラフラで、本当ならクリニックに行かなければいけないのですが、新規事業の会議が夜まで入っているため行けません。

夕方くらいになると咳のしすぎで腹筋が筋肉痛になっていました。
普段筋トレしてるのに。


そして、夜。とても怖い夜。


2時。

ヒュー、ヒュー、ピーヒャララララ、ゼコゼコゼコ
昨日と同じく激しい音。
激しい咳き込み。

きた。やばいやばいやばい。

動悸が激しい。
呼吸も浅くなって過呼吸気味。
この辺は多分精神的なものだったと思います。

5時
6時
7時

症状が続きます。

頭がおかしくなりそうです。

午前中にクリニックに行って午後から仕事に行く予定でしたが、終日休むことを会社のチャットで伝えました。

早朝5時、職場の皆んなの迷惑も顧みず送ったチャット


8時くらいになるとようやく症状が治ります。
そしてクリニックに行きました。

すでにQRコードで既に症状と手術したいことを伝えていたので
「副鼻腔男さん、大変でしたね。手術しましょう。」
と言ってくれると思っていました。

診察室。

先生は「うーん」と言ったまま切り出しません。

離婚の協議の時を思い出しました。
先に切り出した方が負け、みたいな。

「一体どちらが先に手術を切り出すんだ」
という空気が流れます。

これは今でも謎です。
ドクターは私が手術を希望していることを引き出したかったのでしょうか。
患者から言うことが重要なんですかね。ドクター界隈では。

やむなく私から「先生、手術させてください。もう限界です。」
と、訴えました。

「副鼻腔男さんが手術を希望するんだね。そういうことだよね。」
と、ドクター謎の念押し。

「はい。お願いします。」
なーんか、引っかかりながらも了承するしかありません。

「分かりました。それでは◯◯病院を紹介しましょう」
この辺で一番大きい総合病院の紹介所を書いてもらって、手術することになったのでした。






最後の咳き込みは本当にシャレになりませんでした。
起き掛けで頭がパニックになるんですよね。
止まる気配が無いんです。
ドキドキしてうまく息ができなくなるし。
あれがパニック障害というものなんですかね。


副鼻腔炎になっていて、同じような症状で苦しんでいる方。
すぐにでも通院しましょう。
それが一番早いですよ。

まだ入院まで日にちが少しだけあるので、次回はこの振り返りを元に経過を考察できればと思います。

最後の方は駆け足になってしまいました。

お付き合い頂きありがとうございました。

それではまた。

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