2780コメ兵(店舗レポート)


2024.5 バッグ専門店BAG+

久しぶりにコメ兵に行きました。
目的は、バッグ専門店BAG+に行くためです。
コメ兵は4月26日、「KOMEHYO名古屋本店本館」近くの観音通商店街にバッグ販売専門の新業態「BAG+(バッグプラス)」を出店しました。

BAG+はこれまで法人売りを行っていた通常のKOMEHYO取扱商品よりもやや使用感のあるバッグや小物類を、従来よりも手の届きやすい価格で販売しています。

店内の入り口は、大きく、扉も開放しており、通常のコメ兵と比較すると
かなり入店しやすい店舗だと思います。

店内の商品は、どれも手にとりやすいような価格設定となっていますので、
今まで、捕捉できていかなった、ユーザーに対してもリーチできる店舗だと思います。

リユースでは、商品の状態によりランクわけされていますが、
ここでは、従来法人向けに販売していた「B品」のバッグを小売りで販売
しています。
手頃な価格でブランドリユースを幅広い層に広げるほか、小売り販売の比率を高め利益率を向上させる狙いがあるようです。

店舗には常時1500点前後と充実した商品を揃えています。
ただ、2ヵ月でほぼ総入れ替えとなるためいつ来訪しても新鮮さが体感できるのも特長としています。

内装は倉庫やコンテナをイメージしてデザインしており、
かなりカジュアルな雰囲気で、気軽に入店できるような店舗です。
実際、来店客を見ていると、若い20代のお客さんが多く来店しています。

取扱ブランドは人気のブランドが多くありましたが、
ルイ・ヴィトンの品揃えがかなり充実しているように思います。
あまりブランドについて詳しくないので、あまりわかっていませんので、
定期的に行って見たいと思います。

エルメス / ルイ・ヴィトン / シャネル / ボッテガヴェネタ / ゴヤール / セリーヌ / フェンディ / プラダ / グッチ / ミュウミュウ / バレンシアガ など

店内の商品を見ると、使用感の高いBランク商品も多くありましたが、
それより状態が良いAランク商品なども多くありました。
リユース店に行くと、昨年あたりから、ジャンク商品なども販売するようになっています。
今までは、ある程度状態の良い商品のみ販売していた印象ですが、
そういったジャンク商品も販売できるほど、リユースが浸透していることを実感しています。

これは、コメ兵のタグになります。
これには多くの情報が入っています。
リユース店に行くとほとんどのタグには値付けした日だと思いますが、
日付が入っています。
これで見ると、おそらく、バーコードの上にある
240314 これが日付になると思います。
リユース店では、ほとんどの商品が一点物になるため、
日付をつけて管理しているものと思います。

店内の商品を見ていくと、ランク商品だったり、その商品の滞留期間などが分かりますので、ざっくり、店舗の商品回転がどのくらいなのか?
わかることがあります。
ただ、一つ一つ見る必要性があるので、あまり効率はよくないので、
人気のブランドなどの商品の動きは確認できるのではないかと思います。

見た感じでは、Aランク、Bランク商品の在庫量は同じぐらいあると感じました。
価格も通常のコメ兵と比較すると、価格はかなり安く、10万円前後で、購入できる商品は多くありました。
そのため、観音通商店街に買い物しているお客さんは、多く来店していたと思います。
ただ購入する人はあまり多くいませんでした。

2024.5 名古屋本店

せっかくなので、近くの名古屋本店も行って見ました。
初めて来店しましたが、
あまりの大きさに驚きました。


扱っている商品を見ると、多種多様な商品を扱っており、
今までみたリユース店では、過去最大規模の大きさの店舗です。
ほとんどデパートにしか見えません。


1階から7階までありましたが、低層階のエリアは比較的、単価の高いジュエリーや時計などが多くありますが、
ただ、高級なブランドだけを扱っているのではなく、家電量販店でも扱っているような時計・ジュエリーなども扱っているので、
そのブランドが好きな人にとっては、検討の対象として、コメ兵をチョイスする事はありなのかと感じられます。


上にフロアに行くと、カメラやギターなどの趣味に関連する
商品もかなり多く品揃えされています。
ギターなどはかなり単価の高いギターなども多く品揃えされており、
楽器屋さんに負けない商品力ではないかと思うほどでした。
アパレルなども多くありましたが、確かに高級なブランドも多く取り揃えていますが、日常で使えるようなTシャツやジーンズなどもリーズナブルな価格で品揃えされています。
スニーカーなども多く置かれていましたが、
価格で言えば、セカスト、トレファクと同じような品揃えの商品もありますが、やはり少し高めのブランドのアパレルの品揃えの方が商品状態も良いものが多くあったように思います。
レデイス売り場では、靴やバックなども日常で使える品揃えも充実していましたので、コメ兵のイメージはかなり変わりました。


この店舗は、観音通商店街の中心にあり、
その商店街のシンボルのように感じられ、本当に百貨店のような
立ち位置のように感じられます。
そのためお客さんも若いお客さんも多く来店しており、
中には、子供連れのお客さんも多くいたように思います。
このエリアでは、本当にリユース店が地域に根付いている印象を持ちました。













2024.1  銀座・渋谷店



久しぶりに銀座をぶらぶらしていたら、コメ兵がありました。
見てみると、隣がTIFFANY &COになっていて、驚きました。
ただ店舗の外装を見ても、ほとんど遜色ない造りになって、全く違和感はないです。こういう強いブランド力のある場所に出店できることはすごいことだと思います。
TIFFANY &COはよくここに出店することも認めたのだと思いますし、

地図を確認すると、近くには松屋銀座・三越などが近くにあり、インバウンド需要の見込めるエリアになりますね。
ただ少し上の方に行くと、有楽町になりますが、このエリアは比較的、生活必需品の基幹店で多く出店していて、わりと便利な場所になっているように思います。最近では、オーケーなども出店していますが、かなり好評らしいなので、以前よりこのエリアは生活するのに便利なエリアになっているように思われ、色々な客層の流入が入っているのだと思います。

 最近発売したこのにゃんこそばさんの書籍にもいろいろ書いていたのですが、このエリアは人口増加率が高いようで、その要因が、子育て支援がかなり充実しているらしく、所得が高い層からかなり好評だということです。
そういった観点を頭に入れて見てみると、色々なことに気づきやすいと思い、面白いと思いました。


コメ兵渋谷店にも少し見てきました。
KOMEHYO SHIBUYAのターゲットは国内の10代~30代の若者とありましたが、実際、行ってみると、ほとんどは海外のお客さんで、あまり日本人のお客さんは見かけませんでした。
近くには、やすい店舗も多く、やや違和感を感じるようには感じます。
インバウンド向けなど高額品の扱うブランド店も多くあり、渋谷の街もかなり客層が変わってきているのではないかと思うので、十分やっていけるのではないかと思います。

店員さんも海外のお客さんが多く対応に苦労している印象でしたが、インバウンド向けに対しては、バックやジュエリーが中心で、アパレルに特化したリユース店は少なかったと思いますので、今後の客層拡大に期待したいと思います。
ただ日本人の客層拡大には、少し時間がかかるのではないかと思ってしまいます。


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