3097物語コーポレーション(店舗レポート)

2024.1 丸源ラーメン




久しぶりに丸源ラーメンに行ったので、少し書いてみようと思います。
丸源ラーメンは、焼肉きんぐなどを運営している物語Cが運営しています。
全国では200店舗以上運営しており、国内の市場シェアでは第2位となっています。

ラーメンチェーンといえば、一風堂や町田商会など豚骨ベースのラーメンが主流ですが、この丸源ラーメンの主力商品は、肉そばになります。


この看板商品は年間で1724万杯食べられているそうです。
店舗当たりで計算すると9万杯食べられていることになり、日当たり250杯は食べられていることになります。
単純計算しても単価800✖️250杯=日/20万になる。
直近の直営店の売上から店舗当たりの売上を概算すると日/40万程度となり、売上は50%はこの肉そばになると思われる。
店舗は主に郊外に大型店舗を構えていることが多く、私が来店した店舗も郊外にある店舗を利用しました。

来店した時間は、週末の夕方でしたが、多くのお客さんがいますが、このラーメン店の客層の特徴は、ファミリーなど家族で来るお客さんが多いことです。中には3世代で来店する家族連れも多くおり、メニューなどもラーメン店では、珍しく子供向けのメニューなどもあります。
サブメニューにはアイスクリームなども取り揃えています。
またラーメンの種類もかなり豊富に揃えており、「醤油ラーメン」「とんこつラーメン」「塩ラーメン」「味噌ラーメン」「坦々麺」あります。
主力の肉そばもレギュラー・味玉・野菜・ ねぎ・辛の5種類のラーメンを揃えています。
その他のラーメンの2~3種類のラーメンを揃えており、オペレーション的にかなり大変ではないかと思われますが、
実際、どうかというとそうではありません。
店舗が60席~100席程度の大型店舗であれば、働いている従業員も他のラーメン店と比べると多い印象です。
キッチンは4名程度、ホールは2名程度いたと思われますが、ホールのスタッフの動きを見ているとかなりテキパキと動いていて、片付けるのもかなり早いですし、注文から提供時間は5分以内には出てきますので、他の外食チェーンと比べて、回転はいいだろうと感じました。

店舗のDXも推進しており、利便性向上につながっているのでは、ないかと思います。
外食店では、タッチパネルの導入が進んでいますが、丸源ラーメンでも導入されていました。ここにも書かれていますが、タッチパネルの導入が追加注文率のUPに繋がっているのも単価UPに貢献しているのではないかと思います。日高屋などもタッチパネルの効果について言及されていて、外食店が好調な理由に、このタッチパネルの導入による注文率のUPもあるのではないかと思います。
この店舗を見ていると、セルフレジ・タッチパネルの導入のよる店舗の効率化を感じることができました。
またホールのスタッフは駐車場の動きを見て、何名のお客さんが来店しているか確認して入店したら、すぐに席案内しているのもあまり外食チェーンでは見られない光景でかなり驚きました。
この店舗は顧客満足度は高いのだろうと感じられる店舗で、リピート率は高いと思われます。


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