ハニーズHD(4)

3/2に2月の月次を発表したので、見てみたいと思います。

株価はこんな感じです。

月次の反応はいいですね。

2月に実績です。
全店+35.4  既存店+33.6   
客数+18.1  単価+13.1    閉店3   店舗865になります。

上旬は気温の低い日が続いたことで、冬物の消化が進みました
中旬以降、春物の動きが好調に推移

退店は3店舗になります。
ハニーズ 広島アクア店(広島)
ハニーズ 能代店(秋田)
ハニーズ 府中くるる店(東京)

12~2月までの実績が出ましたので、整理してみます。

月別のデータないので、販売統計のデータを元に計算してみました。


これは12~2月の売上構成になります。
今期の2月のデータは出ていないので、2月の月次データを元に
概算で出してみました。

ほとんど売上の傾向はそれほど変わらないですが、百貨店の方が数値はいいですよね。
ハニーズはこれに当てはまるかはわからないですが、ざっくり計算してみたかったので、これを元に計算してみます。

12~2月の売上は113.5億+18.7になりました。
3/30に決算になりますので、当たっているか楽しみです。
多分外れていると思いますが・・・

粗利は57~60%前後で推移していますので、65~68億前後ではないかと思います。
販管費はややコスト増になっているので、60~62億前後になるのでないかと思います。
そうなると、4Q次第ではありますが、あと5億程度は利益の上振れはあると思いますが、ある程度は折り込まれているとは思います。
ただ業績は非常に好調に思いますので、もしかすると、70億までいく可能性は否定できませんが、それでも、それほどもう、上値はないとは思いますが
どうでしょうかね>

今のバリエーションが変わらない前提ですが・・・


2月の月次が出ていますが、2月の数値を見ると非常にアパレルの数値はいいですね。
サックスバー ・ABCマートなどのショッピングモール系は以前から良かったですが、それに加え、百貨店系のオンワード・ワールドも数値だけ見ると好調ですね。

コメントを見ると春物の動きがかなり活発に動いているようです。
詳しくみていないので、よくわかっていませんが、
好調な背景を考えて見ると、
要因はいくつか挙げられと思います。
調べたわけではないので、憶測で、書きますが、

一、百貨店系が今月強かったのは、インバウンドの影響が強くなっていること。
二、ブランド品などの春の新作が多く輸入されたことで、富裕層を中心に購入が増えたこと。
三、お得意様の即売会が2月にあったこと。
四、バレンタインなどの催事の影響で、客数が増加したこと
五、旅行支援の影響で、アパレル・化粧品などの購入目的の来店が増えたことが百貨店を中心に動きが良かったのだと思います。
あと、一つ上げるとすると、リユースの影響もあるのではないかと思います。
コロナ禍で、不要な衣類などをリユースショップに売却することが増えたので、家にある洋服が少なくなったので、服を置くスペースが増えた。
外出する機会が増えたが、着る服がない。等で服の購入が増えているのかもしれません。これは秋口でもそのような動きがありました。
ユニクロなどもそのような対応した記憶があります。

または、買ったとしても、シーズンが終われば、売ればいいと思う人が増えた。 
消費から循環型のビジネスにアパレルは変わってきているのかもしれません

これは個人的に思うことですが、意外に、洋服って、家にたくさんあっても、自分が着たい服ってそれほどないと思いますので、買ってしまうのではないかと思います。
洋服にそれほど関心ない人は服ってほとんど買わないと思いますが、この時期に春物の服を買っている人はやはり服が好きなんだと思いますし、外出する機会が増えたことで、洋服に対する需要が一時的に増えているのではないかと思います。
ただの憶測ですが・・・

3/13日から、マスクの解禁になりますが、同じ理屈で、化粧品も購入する人が増えるのかもしれません。
自分の体感でもマスクを外している人は増えています。
マスクを外す人が増えると、周りも外す人が増えると思いますので・・・

化粧品と言えば、女性だと思われがちですが、男性向けも売れるのではないかと思っています。
特に男性は、マスクをしているので、身だしなみとか、けっこうルーズな人が多かったのではないかと思うので、マスクを外すと、意外なものが売れだすのではないかと思っています。


こちらの1月のアパレルの記事では、12社中11社が増収でした。
その要因として挙げられているのは、衣料品の買い替え需要
1月の場合は特殊要因として、初売りの動きがかなり良かったことが挙げられますが、2月の状況を見ると、衣料品の買い替え需要が引き続き続いているものと思われます。

客数に関しても7社/12社がプラス。
具体的に言うと、客数を下回ったのは、ユニクロ、Uアローズ、しまむら、西松屋など・・・

訪日外国人(インバウンド)需要が追い風になったのがABCマート
「1月上旬の春節(旧正月)には東南アジアなどからの来店が多かったようです。
冠婚葬祭に出席する機会も増えて、青山商事なども復調の兆しが・・・高まっていました。

2月の状況を現在の出ている状況を見ると・・・

昨年はあまり芳しくなかったとはいえ、非常に好調に見えます。
また詳しく後日振り返りたいと思いますが、ここでは数値だけみていきたいと思います。

ほとんどの企業が大幅なプラスで終えています。
しまむらも客数はここ3ヶ月はマイナス圏に沈んていましたが、今月はプラスに転換しています。それに加えて、客単価の伸びもかなり上がっており、過去1 年の推移で見ても、10月の+7.4%に次ぐ伸び率になります。
ユニクロは昨年この時期は非常に厳しい状況でしたが、それでも今期の数値で見ても、客数、客単価とも伸び率は最も高い数値を出しています。


ABCマートも引き続き好調ですね。インバウンドなのでしょうか?
チヨダ、ダブルエーも+40%増と非常に好調です。
旅行バックなどを扱っている、サックスバー は+50%増になっています。
昨年の状況を確認していませんが、動きがかなりいいのはわかります。








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