雑誌編集者から見るデキるライターとは。お試し問題付き!
ワンコ雑誌『FURRY 』のクレです。
今回は、ちょっと専門的なお話。
自身の媒体におけるライターは、
初心者さんもWEBライターも大歓迎!
ですが、どの方でも紙媒体のやり方を1度、
覚えてもらうつもりです。
それが、きっとよそでも使えるスキルになると
私は信じているからです。
ライターってガチ大変
0から1にするライターはとても大変なお仕事。
必ず時間を取られますし、
しかも、雑誌は文字数制限の中で、
多くの見えない情報を入れていかねばなりません。
それはファッションでも美容でも、
ルポでもインタビューでも同じです。
ここでお試し問題を1つ。
🔹編集側が見るポイント
1のような目につく文字は、
小さなキャプションに目がいくような、
全体を伝えるテキストを入れて欲しい。
2は
野菜達の背景なのか、置かれている情報なのか、値段か重さか、グレードか。
切り口は色々ですが、
基本は写真で見てわかることは書かないこと。
媒体のコンセプトからズレないこと。
文字数が縦横合っていること。
うわ、細かい!
こんな小さなところ、誰もみないのに、、。
と思いますが、
そんな、ほとんど誰もみないような部分を、
締め切り日までに無数に書くのがライターの仕事の1つ。
そして、誤字脱字を確認して編集へ提出します。
その編集から校閲、そして編集長へ、時にはデザイナーに戻りつつ、最後は印刷所まで、
校正と呼ばれるチェックが続きます。
その間、各セクションの人たちは、
文字の他にも、写真の入れ替えや修正を行います。
なので、
WEBライターが雑誌ライターをすると、
面倒くさくて、細かくて
いやんなっちゃう方が多いようです。
ただ、私は以前から面談をするときは、
紙媒体経験者に目が行きがちです。
オールドメディアでの職歴があるため、
経験則がある、ということもあるかもしれませんが、
文字を書く仕事への責任感が強いと思うからです。
書くという作業部分だけを切り取ってしまうと、
今はすぐに修正できますし、
なんならAIがうまくまとめてくれる時代。
でもライターは書くだけじゃないんです。
では他に何するの?
と思う方は、次のnoteをご覧くださいね。
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