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エンジェルはーと frop SMAP

〇〇「ねぇ、、、天ちゃん?」

天「なぁに〜〇〇?」


私の名前は山﨑天、高校2年生です!

そして私に話しかけて来てるのが私の彼氏、田村〇〇。

小学校5年生から付き合ってるご長寿カップル。

ちなみに今日は土曜日だから高校はお休み。

だけど私は休みだろうが放課後だろうが、〇〇の家に突撃するのが以前からの習慣である。

今日も〇〇の家に突貫して来たところです。


〇〇「ふと思ったんだけどさ。」

天「、、、うん。」ペラッ

私は〇〇のベッドに寝っ転がり、〇〇の部屋に置いてある漫画を読んでいる。

〇〇「僕のどこが良いの?」

天「うん、、、、、、え?」

私は驚き、漫画をベッドの上に置いて〇〇に向き直る。

天「、、、どうしたの急に?」

〇〇「いやさ、なんか急に不安になって、、、」

顔を赤くしながら言う〇〇に愛おしさを感じてしまう。

天「へぇ〜不安になっちゃったんだぁ〜♪」ニヤニヤ

〇〇「言わなきゃよかった、、、///」

さらに顔を赤くする〇〇。

天「あっ!また赤くなった〜💕」プニプニ

〇〇「やめてよ、、、///」

あぁ、、、

こう言うところが可愛くて好きなんだよなぁ💕

まだまだいっぱいあるけどね♪

でも今日は意地悪しちゃおっかな?

天「うーん、、、〇〇の好きなところかぁ、、、」

〇〇「、、、どこ?」

天「分からない♪」


私が〇〇を好きになった理由。

それは小学校5年生まで遡ります。

天「、、、うぅ、、、ひどいよ、、、」グスッ

私は当時、複数の男の子からいっぱい揶揄われていました。

女の子なのに、男の子より身長が大きいとかで。

いま思えば可愛いものではあります。

、、、でも当時の自分には中々応えたなぁ。

帰り道にはよく泣いてたっけ。

でもある日。

その時も私は帰り道で泣いていました。

するとその時、、、

〇〇「おーい!天ちゃー、、、って何で泣いてるの!」

後ろから〇〇が私の元に走って、私の顔を覗き込んできました。

天「やだぁ、、、見ないで、、、」グスッ

私は単純に泣き顔を見られたくなくて顔を隠しました、、、

幼馴染の〇〇にこんな顔は見せたくなかったので。

〇〇「、、、なんかあったなら僕に話してよ。」

天「、、、え?」

〇〇「天ちゃんの役に立てるかどうかは分からない
   けど話ならいくらでも聞くよ!」

私の目を真っ直ぐに捉えた〇〇。

その〇〇の目はとても優しくて、力強くて、、、

私は少しずつ、ゆっくりと話し始めました。


〇〇「、、、そうだったんだ。ありがと!」

全てを話し終わったあと、〇〇はお礼を言って走り去っていきました。

天「あっ、、、どうしたんだろ、、、」


翌日。

小学生の頃から高校まで、登校するのは〇〇と一緒でした。

〇〇は朝が劇弱だから、いつも私がお家まで起こしに行くんです。

ピンポーン、、、ピンポーン、、、

天「〇〇ー!迎えに来たよー!」

大きな声で〇〇を呼ぶ。

これはいつものルーティーンで、近所の人にも「今日も天ちゃんは元気ね〜」などと有名になっている。

ガチャッ

その時、玄関が開いて〇〇が出て来た。

〇〇「おはよ。」

天「うん!おはよ、、、ってどうしたのその怪我!」

よくみると〇〇には絆創膏やバンドエイドが沢山貼ってある。

〇〇「あーこれ?そんな大したものじゃないよ笑。
   それより早く学校行こ!」ギュッ

天「ちょっとー!」

〇〇は私の手を握って学校の方へ走り出した。


ガラガラガラッ、、、

〇〇「みんなおはよー。」
天「おはよ!」

私たちはいつもの様にクラスメイトへ挨拶をする。

ほとんどの皆んながや「おはよー!」と返事をしてくれたが、様子のおかしい男子が数人、、、

男子「なっ、、、なぁ山﨑、、、」

話しかけて来たのは、いつもからかってくる男子の1人。

その後ろから、彼と一緒に私をからかってきた男子が数人。

〇〇「ほら。早く言っときなよ?」

〇〇がその子たちに何かを促すように言う。

男子「えっと、、、ごめんなさい!」

天「えっ!」

皆んなが私に謝って来た。

男子「山﨑に嫌な気持ちさせて本当にごめん!」

「ごめん!」
「悪かった、、、」

みんなからいろんな謝罪の言葉が聞こえてくる。

急にどうしてこんなことを、、、

それによく見ればその子達も絆創膏やバンドエイドを沢山つけていた。

天「ちょっ、、、みんなどうしたの?」

男子「昨日〇〇に言われてさ、、、」

〇〇「僕は何も言ってないよ〜。」

〇〇はそう言って端っこにある自分の席についた。

天「、、、昨日〇〇が何か言ったの?」

男子「放課後に〇〇が俺らのとこに来てさ。
   『山﨑をいじめてるんなら許さねぇぞ!』
   って言って来て、、、」

昨日の放課後?

あのあとかな、、、

男子「それで言い合ってるうちに喧嘩に
   なっちゃって、、、」

それでみんな傷だらけだったんだ。

男子「最後には俺らが謝るって約束してさ、、、」

天「そうだったんだ、、、」


私はみんなの話を聞いた後、席に座って頬杖をついていた〇〇に近づいた。

天「、、、〇〇?」

〇〇「なに?」

天「、、、ありがとう。」

〇〇「なにが?僕はなんにも、、、」チュッ

私は他のみんなにバレない様、〇〇のほっぺたにキスをした。

これが私が〇〇を好きになった理由。

この〇〇の優しさ、強さ、頼もしさが私を釘付けにしたんだ。


〇〇「分からないって、、、」

明らかにしょんぼりとした雰囲気を出す〇〇。

天「ほらほら!おちこまないの〜。」プニプニ

〇〇「だから突っつくなって、、、///」

天「、、、ねぇ〇〇?」

〇〇「、、、なに?」

照れて赤くなった顔のまま、私の方を向く〇〇。

天「大好きだよ!」

〇〇「なっ、、、///」

私の言葉に、さらに赤くなっていく〇〇。

そんな顔したらまた意地悪したくなるじゃん。

天「〇〇は私のことどう思ってるの?」

私は"大好き"と言う言葉を恥ずかしげも無く言える。

だけど〇〇は現代の高校生には珍しいくらいの純粋っぷり。

"大好き"の言葉はまともに言えたことがない。

〇〇「ぼっ、、、僕も、、、」

天「うんうん。」

〇〇「てっ、、、天ちゃんのことが、、、///」

私をまっすぐに見つめてついに、、、

〇〇「、、、だめだー///」

天「あっはは!〇〇は純粋だな〜♪」


その続きは言わなくてもいいよ。

"大好き"なんて言葉は。

そんなのもう知ってるから♪

エンジェルはーと from SMAP

日曜の「まつもtoなかい」で中居さんと香取くんの絡みが、、、!!

と言うことでSMAPの曲からひとつ。

他にも「このアーティストに良い曲があるよ!!」っての教えてください🙇

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