風俗嬢が入店面接時に確認しておくべきこと

「しっかりお店も選んだ！面接日も決まった！」というあなたが、

面接のときに、お店に確認しておくべきことについてお話しします。

絶対に確認しておきたい項目

🔶バック率

風俗で働いた場合、通常は時間給は発生せず、完全出来高制になります。

お客様が支払うお金が、すべてはあなたのお給料にはなりません。

だいたい、お店とキャストが半々のところが多いかなと思います。

お客様が１万円払ったら、あなたの取り分は、５０００円となる・・・と言った感じです。

（わたしのいたお店は、お店６：キャスト４だったような）

「女の子の取り分が多いお店の方が稼げるかも？」と感じるかもしれませんが、

女の子の取り分が多いお店（女の子が６割以上受け取れるお店）の数は、想像以上に少ないものです。

そのうえ、バック率が良いからと言って、待遇がいいとは限りません。

女の子のバック率が高いと、お店の取り分は反比例して、少なくなります。

お店にお金が入らないと、

広告が打てなくてあまり電話が鳴らなかったり、

人件費が出せなくて、スタッフさんの数がいつもギリギリ・仕事を回せなくなって、

お客様が離れていったり・・・

待機室の環境が悪かったり（１０人が８畳くらいのスペースに押し込められたり、汚かったり・・・）

と、ゆくゆくは「劣悪環境のせいで、働きたくない！」と思うこともあるでしょう。

個人的には、お店：女の子が半々くらいだと働きやすいと思われます。

女の子のバック率が６割を越えたら、何かある？と考えたほうがいいかもです。

🔶雑費、その他経費について

お店の取り分を差し引いた金額が「お給料＝いただけるお金」ではないケースがあります。

「雑費」「消耗品費」といって、

仕事道具として、必要なものを女の子が買い取る（差し引かれる）システムのお店もあります。

（ソープは引かれものが多いみたいです）

お店で使うイソジンとか、ローションとか、コスプレの何かとか、

必要になるたびにお店から買わないといけない、というパターンです。

働いてから、「アレ？想像していたより頂いた金額が少ないんだけど・・・」と感じた場合、

この【雑費】【消耗品費】が原因ということもおおいみたいですよ。

お店によって、雑費そのものの有無・割合も違いますので、

１接客で、自分の取り分がどのくらいになるのか必ず確認しましょう。

働いてみて、けっこうショックを受けてしまう事の一つとして、

「想像してたより稼げない」「手取り少ない」ということ。

また、バック率や、雑費有無を教えてくれない店は、悪質であることが多いです。

🔶罰金の有無

私は経験ないのですが、クレームが重なると罰金がある、またはバック率が下がるお店があるとかないとか・・・

（あくまでウワサですが・・・コワイですね）

「お客様からヒドイクレームが出てしまった時は、ペナルティはありますか」

あたりの質問で、探ってみてもいいかもしれません。

普通は、クレームがあったとしても、口頭注意などになります。

また、風紀（スタッフと恋愛関係になること）は罰金となる可能性がありますので、ご注意を。

🔶お店との連絡の取り方（出勤確認方法・シフトのあげ方など）

お店によって、

「翌週の出勤希望時間をメールでいついつまでに連絡してください」

「退勤のときに、次回出勤希望日時を教えてください」

など、ルールがあります。

また、出勤前日に「明日は出勤ですが、予定通りに来れますか？」など連絡をしてくれるお店もあります。

お店からはどんな風に連絡があるのかを確認しておいてくださいね。

この仕事で心配なのは身バレです。

家族や彼とだんらんの時に、お店からメールや電話、LINEがくるとあせってしまいますし、

横で聞かれたら、あやしまれますよね？

お店に連絡するときには、まわりに知られないようにしておきたいものです。

お店にも、「〇時～〇時は、家族と一緒にいるので電話に出られません」など、

しっかり対策を考えておきましょう。

身バレのパターンはいくつかあります。

・写メ日記を見つけられて

・お店との連絡に気づかれて

・自分からしゃべってしまって

この３パターンがほとんど。

きをつけましょうね。

🔶勤務時間のしばり・表記

お店のホームページには、出勤時間を載せます。

「１５：００～２１：００上がり」「１５：００～２１：００受け」

という書き方をされているお店があります。

「○○時上がり」は、女の子がこの時間までしかお店にいませんよ、という表示。

この場合だと、２１時には女の子は退勤するので、

１９：３０から最短コースの６０分コースのお仕事があると、

仕事終わりは２０：３０になり、そのあと退勤までに３０分余っても、もう仕事は受け付けません。

（女の子は２０：３０で「お疲れさま＾＾」になります）

「〇〇時受け」は、その時間スタートまでの予約は受け付けるという表示。

２１：００ちょうどからのコースのお仕事は、何分のコースでも受け付けるということになります。

これだと、２１時から仕事を受ける場合、１８０分のロングコースが入ってしまい、

退勤が２４時になる可能性もあります。

問題は、ホームページ上で「１５：００～２１：００」のような、どちらかわかりづらい表示。

お店とあなたの解釈が違うと、予定通りに帰宅できない！となりかねないので、

必ず確認しておいてくださいね。

「上がり、受け」の言い方は、夜の業界ならではの言い方になります。

未経験の女の子が言うと「ほんとに未経験？」と不審がられます。

「１５～２１時っていうのは、２１時には帰れるということですか？」

といったたずね方をしてくださいね

🔶用意するもの・コト

まともなお店なら、身分証明書（運転免許証とか、住民票とか）いくつか必要になってきます。

面接のときにはなくても大丈夫ですが、

入店し、お仕事を始めるまでには必ず必要になります。

お店に、何が必要か聞いておきましょう。

もし、お店が「身分証明書？そんなのいらない」と言ってきたら、全力で逃げてください。

違法なお店です。

🔶送迎について

夜遅くまでのお仕事＝終電を逃すこともあります。

そして、お店の事務所の場所は、一見それとわからないところにあります。（特に無店舗型）

送迎はあるのかどうか、聞いておきましょう。

ないときは、交通手段を調べておきましょう。

🔶性病検査について

お店でみんなまとめて検査するところもあれば、

「各自で検査に行ってください。結果を提出してください」と言われることもあります。

セルフでの郵送検査もできますし、検査キットを購入できるお店もあります。

提携の病院はあるのか、何回接客したら検査を受けるのかなど、

しっかり確認しましょう。

検査は忘れずに！

キットを使う場合は、ノドも検査できるものを選びましょう。

🔶お客様へのサービス内容

業種によって、サービス内容が異なります。

また、お店によって、基本のサービス（通常コースにふくまれているもの）と、

オプションサービス（別料金のもの）は異なります。

しっかり確認をして、

「こんなことしなくちゃいけないなんて、きいてない！」

ということにならないように。

はじめてこのお仕事をする女の子は、

「風俗だから、最後までしなくちゃいけないんだろうか」

と思い込んでいる場合があります。

あたりまえですが、最後までしなくちゃいけない業態（実際は暗黙の了解）は、ひとつだけです。

しなくちゃいけないことと、しなくていいことはしっかり理解しておきましょう。

あと、基本サービスの中で、どうしてもできないサービスもあるかもしれません。

ほんとうにできないものがあれば、面接のときに相談してみてくださいね。

できない内容によっては、別の業種をお勧めしてくれることもあります。

以上が、確認しておきたいこととなります。

少しでも気になる点があれば、すべて確認をしましょう。

面接後でも、気になった場合は問い合わせをするとよいですね。