Huckleberry funfun

酒飲みワーキングマザー女医です。 小学生と保育園児×2の3人を育てながら、とある田舎で…

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酒飲みワーキングマザー女医です。 小学生と保育園児×2の3人を育てながら、とある田舎で皮膚科専門医として働いています。 かなりパワフルですが、ときどきセンチメンタルです。

最近の記事

子どもの脱毛症と触れ合って思うこと

こんにちは。酒飲みワーキングマザー女医です。 地域の中核総合病院の皮膚科で仕事をしていると、時々お子様の難治性脱毛症の患者様をご紹介いただきます。 脱毛症は、ちょっとした脱毛斑の方もいれば、全頭・眉や全身の脱毛まで広がる患者様まで、病型は様々です。 単発の小範囲であれば、自然軽快することも多いことはよく知られていて、身近にも、脱毛したけれど、病院などもいかずに自然軽快した方はたくさんいらっしゃると思います。 一昔前は、ストレスで脱毛がおきるということが通説になっていましたが、

    • 「毎日の食事があなたの体を作る」の幻想

      こんにちは。酒飲みワーキングマザー女医です。 ネット情報ってすごいもので、私も毎日インスタグラムなどを見ていると、 「小麦を食べると腸に穴があく」 とか。 「サラダ油で癌になる」 とか。 うーん、うーん。 うなりたくなる日々です。 腸に穴が開いたら、腹膜炎で手術なんじゃないかと思います。 私は、だいたい一月に1000人弱の患者さんを診察しています。 入院施設のある総合病院ですので、主に、皮膚癌、リンパ腫、重症のアレルギーの患者さんや、入院が必要な自己免疫性疾患

      • 子どもへの愛情を伝えるということ

        こんにちは。 酒飲みワーキングマザー女医です。 先日、小学校のPTAの行事で、とある講演会に行ってまいりました。 もちろん、その日の私の外来は休診です。(そのしわ寄せは別の日へ。。。。) PTAの行事も大事なものだと認識しておりましたので、2か月前から外来予約を調整し、同僚医師にサポートを頼み、PTAの行事へ行ってまいりました。 講演会で説かれたこと。 「母が作る食事は大事である。」 「冷凍食品を出された子供は、愛情を感じない。」 うーん。 さすがに拒否反応を示してし

        • はじめまして

          初めて投稿します。 地方で皮膚科専門医として働いています。医師になって12年目です。 家では、小学生、保育園児2人、合計3人のママをしています。 私は、子供のころから自己肯定感が低く、「自分なんていなくてもいいんだ」とか、「自分にはいいところなんてないんだ」と、自分を責めて生きてきました。それと同時に、『誰かに認められたい』、『誰かに必要とされたい』と強く望み、その先に行きついたのが医師という仕事でした。 子供のころに抱いた心の苦しみ、それをほかのだれにも抱かせたくないと

        子どもの脱毛症と触れ合って思うこと