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自己紹介「毒親と私」


私には父と母、そして2人の妹が居ます。
大前提で私は家族がだいすきです。
両親からは宇宙の様に広く大きな愛を沢山沢山、今ももらい続けています。

しかし、どの家族にも問題があるように、
私の家族も「闇」があります。

父は東京の裕福な家庭に産まれましたが、小さい頃からご飯はひとりぼっちで食べる日々。大好きな母親は離婚し家を追い出され、家では話す相手がおらず。唯一の姉は精神病。自殺未遂を目撃するも、父親は助けてくれず。助けてくれない父を恨み、自分は愛されないんだと信じて生きてきました。

母は沖縄の貧乏な家庭に産まれました。DV夜遊び浮気し放題の父親と四六時中働く母親のもとで4人兄弟の末っ子として育ちました。経済的にも精神的にも余裕のない母親のもとで感じてきたのは「良い子にしていないと捨てられる」という恐怖。自分には価値が無いと信じて生きてきました。

そんなふたりは出会い、結婚し、家族になりました。
そして1998年、私が産まれました。

孤独が友達の寂しい父は、「妻」に当たります。愛に飢えていた経験から、両親からもらいたかった「愛」を妻に期待するのです。世間で言うモラハラ。舌打ち、無視、不機嫌、失言、等で妻に「かまってかまって愛が欲しいよ」と子供かのように甘えます。

自分の価値を知らない母は、「夫」に捨てられたくないので、毎日毎日モラハラを我慢します。「私には経済力も無いし、1人で生きていく力も無い、、」と思い込み、捻くれた夫と居ることを選びます。

不器用な夫婦の関係を、産まれた時から見てきました。怒鳴り合い、穴が空いた壁、不機嫌な父、私に八つ当たりする母、常にある離婚話。カウンセラーも効かず。ふたりの板挟みになり、小さいながらに両親の顔色を伺い、気を使い、、、

私は壊れました。


八つ当たりで妹達をいじめ、ストレスからの吃り、長い反抗期、不登校等、、、当時の小さい私では、抱えきれないものがありました。

でも、、全ては人生ゲーム。
この経験をして、学びたかっただけのこと。完璧な人間は居ないように、完璧な親なんていません。親はみんな未熟です。親はみんな毒親です。それで良いんです。

闇時代から少し経ち、両親は近々離婚します。最近の母は自分を癒しはじめ、一緒に色々な話をします。私は未熟な親を通し、「親子の学び合い」を求めて産まれてきたんだと思います。

自身のインナーチャイルドを癒す手段として、毒親の娘なりに学んだこと、伝えたいこと、これからゆっくり書いていこうと思います。♩


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