気を付けて‼️親や教師の言葉は、子供を洗脳する?!
当然のことながら、親や教師の言葉は、大切です。
それによって、子供の人生を変えてしまうぐらいです。
中学校の担任の先生に言われたひとこと
私が中学生の時、担任の先生に職員室に呼ばれました。
何かと思ったら、先日行った知能テストの結果が良かったというのです。
なので、私の成績が低迷しているのは、努力が足りないからだと言われました。
「お前は、やれば出来る」
と言われました。
そう言われたおかげで、私は、その後、挫折しそうになっても、
やれば出来るはずだと思えて、頑張る事が出来たのです。
父親に繰り返し言われたこと
私は、40歳を過ぎてから、社交ダンスを習い始めました。
それまで、運動経験がなかった私は、とても苦労をしました。
もちろん仕事をしながらだったので、週に1回か2回のペースだったということもあります。
それにしても、多分人が聞いたら驚く程のスローペースでした。
脳みそと運動神経がつながっていなかったので、頭で考えたことが、なかなか身体で表現できませんでした。
自分がやっているつもりでも、
「出来ていない!」
と言われることがほとんどでした。
まず、最初の5年間ぐらいは、
「息をしなさい」
「口を開けなさい」
と言い続けられました。
足形を考えたり、何かを考えたりする時に、知らず知らず息を止めてしまうのです。これが、なかなか治りませんでした。
これは、子供の頃からの教育で、
「口をぽかんと開けるな」
と言われ続けたからかもしれません。
それから、これは、今でもですが、考えたこと以外、なかなか出来ないのです。自然に身体が動くということがほとんどありません。頭で考えて意識しないと出来ないのです。
なので、20年ほども続けているので、上手だと思われることも増えてきましたが、それでも、練習していないことは出来ないし、突然ど素人のような動きになったりもします。
これが、親の言葉とどう関係があるのかというと、
「うちの子は、運動が出来ない」
と何回も言われて育ったからです。
父は、体操は褒められたが、球技はまるでだめだった。
母は、かけっこがビリだった。だから、
「うちの子は、運動が出来ない」
と言われながら育ったのです。
これによって、私は、運動が出来ないと洗脳されてしまったのです。
だから、体育で、球技の時には、なるべくボールを触らないように、人に迷惑をかけないようにしていました。
触らないのだから、上手になるはずがありません。
ますます、上手い子との差が出来てしまい、余計に触れなくなります。
そして、やっぱり私は、運動が出来ないのだと思い込んでいました。
そして、走ること以外の運動をしないままに人生を過ごしていました。
なので、身体はカチカチに固まっていて、肩こり、腰痛、四十肩などに悩まされていました。
そんな私が社交ダンスを始めたのです。
でも、ダンスの先生に言わせると、私が入会した時、ものすごく運動が出来る人が入ってきたと思ったそうです。
私の骨格や、筋肉を見て、そう思ったそうです。
なので、そのつもりで教え始めたら、私があまりにも出来ないので、驚いたそうです。
そして、私に通じる言葉を探すのに、何年もかかりました。
先生にしてみたら、中学生が入って来たと思ったら、
あれ?小学生だったのか?
と思ったら、いやいや幼稚園?
でもなかった。赤ちゃんだった!
みたいな感じです(笑)
でも、このみにくいアヒルの子は、いつかは白鳥になると信じて教えてくださいました。
今では、笑い話ですが、上手になるまでにこんなに長い時間かかっていたら、普通の人なら、やめていただろうに、よくやめなかったなと言われます。
逆に、普通の人なら、先生になれていたかもしれません。
でも、確かに、母はビリだったかもしれませんが、母の兄弟、兄は卓球、弟の一人はサッカー、もう一人はバレーボール、妹は体操で、母以外全員、国体の選手だったそうです。
そして、私の息子の一人は、ラグビーの日本代表でした。
だから、もし父が、ティモンディの高岸じゃないけど、
「やれば出来る」
と言ってくれていたら、私の人生は、変わっていたかもしれません。
今、子育てをしている方、これから子育てをする方は、ぜひ子供さんにプラスの言葉をかけてあげてください。
あなたのお子さんも、大谷翔平選手のようになるかもしれませんよ。
過度な期待は、ダメですけれど。
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