3才児に、周りの大人がふふっと笑顔になる瞬間を切り取ってみた
「ママはエスカレーター、わたしは階段ね!」
と仕切り、
1人で幼稚園バックを背負い、一段一段階段を踏みしめる。
登りきることだけに一生懸命な3才児。
その懸命な姿に、思わずふふっと笑顔になった
20代前半っぽい会社帰りのOLさん。
駅のホームで
「いやだー!いやだー!」と大声で泣き叫ぶ3才児。
その横で
「そっかー嫌なんだねー!」
「なんで嫌なのー?」と
3才児の目線に合わせて3才児の背中をさすりながら
必死に、寄り添おうとしている私。
でも全然うまくいかない。
その必死さに、思わず顔がゆるむ女性。
たぶんその女性も
「わかるーわかるー」と心の中で共感のいいねを100回押してくれてる
のかもしれない^^
電車の中の1枚のポスターを見た3才児が
「なんでこの男の人は、コップに入ったジュースを持って
笑ってるの?」
と隣の隣の人にも余裕で聞こえるくらいの大きな声で
私に話しかけた。
「これは、ジュースじゃなくて梅酒だよ」
「なんで、梅酒なの?」
「梅酒はおいしいからだよ」
「なんでおいしいの?」
止まらない3才児のなんでなんで攻撃に思わずふっと笑った隣にいた男性。
50代ほどのザビジネスマンっぽい、ちょっと話しかけづらい雰囲気を醸し出していた男性。
そのビジネスマンも同じような経験があるのかな…
もしくは、仕事に忙しく、そんなシチュエーションには出くわさなかったのかもしれない。
そのビジネスマンの奥さんと子どもの間でおなじような
会話がなされてたのかなと
普段見えてこなかった家族の光景にほほえましく
ふっと笑みがこぼれてしまったのかもしれない。
3才児は全力で生きている。
その姿に応援と共感を感じた瞬間、周りが笑顔になる
子どもって偉大な存在だ。