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写真を嫌いになりたくなくて

前回の投稿からかなり時間が空いてしまいました。
2024年が始まり1週間ほどが経ちましたが新年早々、胸を締め付けるニュースが数多く飛び込んできましたね。
自分にできることをして、今は被災された方、被害に遭われた方が一日でも早く安寧に暮らせる日が来ることを祈っております。


写真スランプになった

昨年の中盤以降、過去最大級の写真スランプに陥り、全く写真を撮れない日もあるほどでした。カメラを持って外に出ても、何にも向ける気持ちになれない。シャッターを切ることができない。そんな状況で、本当に苦しい時期を過ごしました。

ここ数ヶ月、なんとかそれを脱しようと写真とは全く関係ない分野の情報収集をしたり、インプットアウトプットを繰り返したり、家の断捨離をしたり、とにかく写真からは距離を置いていました。

こうなってしまった原因は10月にあったとある撮影でのトラブル。
簡単に言うと、ディレクションサイドの問題だったのですが、撮影〜納品まで済ませた後に、全部プロジェクトが飛ぶという・・・
なんとも言えない気持ちになりました。

これをきっかけに、何のために撮っているのだろう?何故自分は写真を撮っているのだろう?と自問自答をする日々でした。

年末になり、ようやく踏ん切りを付けて前を向けるようになった次第です。

写真が嫌いになりたくなくて

そんな訳でタイトルにもしたこれです。
気持ちの整理を付けてから、それでも一向にカメラを持つ手には心が入らない状態でした。
そんな時は、諸先輩方の作品にひたすら触れようと思い、写真集を10冊ほどですが買い漁り、読み漁りました。

中でもウィリアム・エグルストンのこちら

2 1/4

“2 1/4”という写真集が個人的には良かったです。
買いたいな、と思いつつ状態の良いものにはなかなか巡り会えなかったのですが、たまたま良いものを見つけたので衝動買いしました。
他にも国内作家の方々の様々なジャンルの作品を読んだりと、とにかくインプットをしまくりました。

そうしていると、不思議と目が外に向くようになるものですね。
年明けからは、今までのスランプが嘘のように、日々楽しく撮影ができるようになった訳です。

まとめ

誰しもスランプはあるかと思います。
そんな時は一度距離を置いて、冷静になって、また撮りたくなる時をじっと待つしかないのかな、と感じた年始です。
私個人としては、「撮ること」(仕事は別)からは距離を置いてみましたが、「読むこと」からは距離を置かず、むしろそちらに没頭することで、撮らずにいることが苦痛になる心理状態に持っていくことができました。
同じように、スランプになっている方がいたら、試してみてください。


そういえば、インスタもやっております


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