ZAZEN BOYS-らんど-【お勧めアルバム6】

第6回目の、アルバム紹介は、ZAZEN BOYSの「らんど」、です。当初、自分はこのタイトルを見て、深く追求すれば、「らんど」とは一体、どういう意味があるのだろう、と思いました。

しかし、ふたを開けてみれば、曲のタイトルに、「乱土」という曲があり、これは造語らしいが、乱れた、土地、という感じだろうと判然としました。つまりこれ、コロナや戦争や地震など、我々が統制出来ない、不可抗力によって生じる、乱土、という意味だと理解してます。

ただ、アルバム自体は、風刺だけにとどまらず、飽くまで音楽として、ギター中心の、聴き心地の良い、カッコいいアルバムになってますね。通して聴くと、随分と耳に馴染むというか、しっかりと作られたアルバムだと思いました。

前作から、12年ですよ。ようやくという感じもありますし、恐らく3月のライブは行けるので、楽しみにしてます。

自分としては、所謂、仏教的世界解釈かなと思いますが、まあ、向井さんが元気で、ロックをやっているというだけで、何か音楽界における、或る種の安心感というものが感じられます。

個人的には、「黄泉の国」が、お気に入りですが、ライブでも聴けると良いな、と、いや、絶対に演奏してくれるはずですが、楽しみにしてます。こんな感じで、第6回のお勧めアルバムは、ZAZEN BOYSの「らんど」になりました。

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