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樺沢紫苑「毎日を楽しめる人の考え方」感想

樺沢さんの『毎日を楽しめる人が考え方』を読んだ。感想を一言でまとめるとするなら、「今遊び方を学べてよかった」。

本書の中に「受動的娯楽」「能動的娯楽」という言葉が出てくるのだが、私は完全に「受動的娯楽」ばかり消費してきていた。例えば、スマホだ。

特に見たいものがあるわけではないのに、時間があればスマホを開き「何か面白いものはないかな」と画面を移り変わる。そこには目標も目的も無いから、終わっても満足感は無い。

こんな自分を客観視して嫌気がさしていた。でも疲れていると何故かスマホを見たくなり、大してみたくもない動画を見る。おかしいだろう?分かっているのだ。でも、やめられない。満足感は無い。今まで認めたくなかったが、この際認めよう。私は「スマホ中毒」者だった。

樺沢さんは「能動的娯楽」をするよう本書で提言している。能動的娯楽とは、ある程度の集中を必要とし、スキル向上を要する娯楽だ。目標を設定する必要があり、そこには必ずアウトプットがありフィードバックがある。

私はつまらない日常、つまらないものにしてしまっている日常を変えていきたい。「楽しむ」をもっと充実させ、自分にとって本当に価値のある遊びをしていきたい。これからは「能動的娯楽」に切り替え、今noteに書いているようにアウトプットすることで自己成長にもなる遊びに挑戦していこうと思った。

他にも、リラックス・運動・人との繋がりの重要性や、日々を楽しく過ごす方法、時間を有効活用する方法などなど、遊びを楽しむ方法が盛りだくさんに語られている。

「アウトプットが大事」だということで、下書き保存してあるnoteには本の内容と感想を書いたものがあり、約8,000字となっている(笑)
この公開しているnoteには特に印象深く感じたことを書いた。

自分の感想をこうやって書いてみると、意外と難しい。何を書いていたんだろうとか、この表現っておかしくないかとか、この言葉って正しい使い方なのか?とか、考えないと書けない。でも、そこに面白さや学びがあると感じた。

樺沢さん曰く「アウトプットで言語化能力を高められる」ということで、まさにそれを実感している。
「趣味がない」「毎日楽しくない」「日々楽しく過ごしたい」と感じている人にはぜひ読んでもらいたい本である。

まだまだアウトプット初心者、これからはアウトプットを通して文章力や表現力を高めていきたい。

ではまた。

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