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【コラム】食育vs令和 魚の骨は危ない?

 こんばんは。学校給食の話です。
 今日は給食会議があったので出席してきました。その中で給食に骨のある魚を出すべきかどうかと言う議論が起こっていたので、ちょっとびっくりして今日のテーマにさせてもらいました。

 と言うのは、先日給食の出てきたサバの骨が喉に刺さってしまい、子供がすごく泣き叫んだと言う話でした。
 また、サバの腹部分が給食で出てきたために、生徒が身をするのにかなり手間取り、給食の食べる時間がほとんどなくなってしまったと言う報告でした。
 結果、骨のある魚は給食に出すのを控えてほしいとの意見が出たのです😅

 今世間では食育というワードが大事にされていますが、同時に子供に無理をして食べさせるのはどうかという意見の方もおられます。もちろん、口に押し込んだりするのは体罰にあたりますが、しっかり食べてほしいという思いも当然です。

 給食センターでは、残食率という比率が最近は扱わず、生徒が決めた量をきちんと食べ切ったかどうかという比率で表していると言う話を聞きました。
 それだけ子供たちに、無理に食べさせず、自由に食べる量を決めさせるのが大事という風潮もあるのでしょう。
 焼き魚を箸で身をして食べるという、日本伝統の食べ方を子供たちに教えていくということは重要であるのかなと思い、やはり骨のついた魚をある程度出していく事は必要だなと私は考えています。
 今日読んでいただいた読者の皆さんはに関してどうように考えますか?

 小学生がうずらの卵を詰まらせて窒息してしまうという、とても悲しい事件が昨今発生しました。


 私たちのところもうずらの卵を使った料理は当分控えるいう判断です。関係者の気持ちを十分に汲み取り、出さないのは賢明かと思っています。
 ただ、他の食材も配慮する必要があるものがたくさんあり、全てに注意していく事はなかなか難しいのかなと思います。
 みんなが健やかな体を作っていくっていうことが大切であるし、これから先も安全に意識した楽しい給食にしていければなと思う、今日の1日でした。

 読んでいただいてありがとうございました。

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