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「なにぬねの」の涙

な なぜなぜと
に にじむ涙に
ぬ 濡れる手のひら

ね 猫に睨まれ
の 望むあしたを

知り合いの訃報。
悲しみより怒りに似た感情の方がわいた。

生きていると絶えずいろんなものを選択する。
どれだけ苦しんだか
なにが辛かったのか
彼の奥底なんて何も見えないけれど

あほんだらと言ってやりたい。

死んでたまるか。
僕は生き続けてやる。


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