お酒とわたし

私はお酒が大好きだ。割と強いので、ひとりで飲むのもみんなでワイワイ飲むのも家で飲むのもどれも好き。
今までの楽しい思い出は全部お酒と共にあると言っても過言ではない笑

学生時代は安い居酒屋、宅飲み、研究室で、いろんなところで色んな人と飲んだ。特別人見知りではないけど、お酒が入るとやっぱりおしゃべりも弾む。普段あまり話す機会がない大学の先輩や先生、隣の研究室の先生とかもお酒の場には顔を出してくれたのでよく話した。特に中高時代の友達と飲むのが新鮮で楽しかった。制服着て購買のジュース飲んでたのに、お酒飲んでるなんてね、なんて言いながら。酔っぱらうとこうなるんだ〜と思いながら。地元が遠くて一人暮らししてたから、地元で地元の友達と飲むのは楽しかった。

社会人になってからはもっぱら会社の人。飲むのが好きな人が多いので、同じ部署の人とよく飲んだ。残業後、客先からの帰り、出張先、色んな場所で飲んだ。でも新人の頃はちょっと嫌だった。気を使うし、何話せばいいか分からないし。残業後に誘われるとたまには断れるけど、客先からの帰り、出張先では断れない。飲むのは楽しいけど正直疲れるなーと思いながら飲んだこともよくある。でもお酒が入るとなんやかんやおしゃべりしてワイワイしてた。
この頃はお酒が身近にあるのが日常で、普通のことだった。

そんなこんなでしばらくして結婚、妊娠。当たり前だけどしばらくは断酒。出産後もしばらくは断酒。そしてやっとお酒解禁できてまたしばらくすると二人目妊娠、また断酒。(その間仕事復帰してるけども、時短、コロナ禍ということで飲みはほぼなし。)お酒と縁のない生活が当たり前になった。
そして2児の母となりまた仕事復帰。やっとコロナ前に戻りつつあり、たまに飲み会に誘われるように。前みたいに当日誘われて飲むことなんてできない(むしろ誘われる時間前に帰ってる)し、事前に誘われても家庭の都合で行けないことも多々ある。
だからこそたまに行ける飲み会で飲むお酒は本当に美味しい。染みる〜!飲むの久しぶりだねなんて言われながらみんなでワイワイ懐かしいこの感じ。そして最近痛感するのが、〇〇くんのお母さんじゃなくて、1人の人として扱われる貴重な時間ということ。お酒が身近にある頃には全然気付かなかったけど、今はお酒を飲んでいるときは自分の時間を過ごせていると実感する。
 
母になり飲む機会は減ったけど、私にとっては自分の時間を過ごすため、母じゃない1人の人に戻るためにも必要不可欠な存在。でも長く付き合っていきたいから、適正量、休肝日、しっかり守らないと、と思う今日このごろ。

余談だけど、ちょっと嫌なときもあったけど付き合って飲んでた部署の人たち、あの頃のコミュニケーションがあったから今いろいろ相談しやすく、また逆も然りで若手よりも話しかけやすく相談しやすいと言われて、何かとオンラインになりがちなこのご時世にとても助かっている。がんばって飲みに付き合ってたあの頃の自分、グッジョブ!笑

#いい時間とお酒

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