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【脱メンタル不調】今この瞬間、世界が終わるなら


私は現在、
不登校の生徒たちが通うサポート校で
講師の仕事をしています。


毎日のようにメンタル不調をかかえる方と
関わっているのですが


メンタル不調に悩む方や
病院にかかっていたときの自分を
重ね合わせて考えた時
ある“共通点”が見えてきました。


それというのが
思考と身体が分離している
ということ。



たとえば

身体が「休みたい」と言っているのに
思考の方では
「いやいや、サボるなんてありえない。
そんなんじゃみんなに嫌われちゃうよ?」

って我慢させてるような状態なんですよね。


大人になれば思考(エゴ)が発達して

本当は食べたい物を我慢したり
横になって休みたいのに頑張っちゃったり
無理して仕事に行ったり

身体の声をないがしろにしがち。


そうして無視し続けた結果
身体の病気やメンタル不調で
突然ポキっと折れたりするんです。


そんな強制終了が
起こらないようにするためには
日頃から身体の声を聴いて
それを尊重することが必要
なんですよ。


身体の声って一番小さいから
よーーく聞かないとわかりません。


「休みたい」と思っても

休んだら迷惑をかけちゃう
サボってたら嫌われる
動けない自分に価値なんてない
ダラダラしてたら愛されない

こんな要らない思い込み
ブレーキをかけてくるんです。


今回の記事では
思考のブレーキを緩めて
身体の声を尊重していくコツ

について、
詳しく書いていきたいと思います。



そのコツとは

「今この瞬間、世界が終わるならどうしたい?」

と自問自答してみること。


1日後とか、1週間後とかではなく
今この瞬間、です。


1週間くらい余裕があれば
有り金全部つぎ込んで、とか考えられますが
今回のポイントは「今この瞬間」


もう何も出来ることはない。
もうすぐ世界が終わる。
もしそうなら、私は今どうしたい?
どんなことを感じたい?

そう自分に問いかけるんです。


今この瞬間、世界が終わるなら
相手からどう思われるかなんて
気にしなくていいから
「今日は休みます」
って堂々と電話で切るだろうし


レストランで案内された席が空調で寒かったら
「席を変えてもらえませんか?」
の一言が言えるかもしれない。


電気代がかかるからと
いつもよりも低めに温度設定してたお風呂も
本当に心地いい温度で
温まれるかもしれないですよね。


そうやっていくと
思考(エゴ)が仕掛けてくる怖さを超えて
身体の声をどんどん採用できるように
なっていくんです。


オマケに行動を積み重ねることで
要らない思い込みの枠外にも
出ることができるんですよね!



ここで注意したいのは
思考は100%悪者ではない
ということ。


身体の声を聴いて
それを叶えてあげるためには
必ず思考が必要なんです。


「お腹が空いた、パンが食べたい」
と身体が言えば

近くにパン屋さんはあるかな?
具体的にどんなパンが食べたいの?

って
願いを細かく具体的にしたり
現実世界での叶える方法を
考えたりするのは思考です。


思考そのものが悪いのではなくて
『使い方の問題』なんですよね!


大切なのは
身体の声を聴こうとする意識を持つこと。

そして、出来る限り
身体と思考の方向性を
同じにそろえてあげること。


命が終わるまで一緒に居続ける身体だから
ずっと大切に付き合っていきたいですよね♡
ぜひ意識されてみてください。


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