『企画のたまご屋さん』その4 だから常識を超えた低料金なのです
え〜と、ちなみに、今夜の夕食のおかずは、メンチカツです。
『企画のたまご屋さん』は、
なぜ、 常識を超えた低料金で、 サービスを提供できるのでしょうか?
その理由は、NPO法人だからです。
NPO法人とは、特定の目的を達成するために設立された法人です。
利益を目的とせず、社会貢献に取り組むことを主な目的としています。
だから、『企画のたまご屋さん』は、収益を上げることを、目的としている団体ではないのです。
いちばん大事な目的は、紙の書籍の出版文化を守るために、
本を出したい人と、出版社をつなぐ、社会貢献をすることなのです。
このようなスタンスで活動している団体は、たぶん、日本で唯一無二です。
ですから、最小限の収益で『企画のたまご屋さん』の活動を維持しています。
長い期間『企画のたまご屋さん』の内部にいますが経営状態を、正直に明かせば、
赤字ぎりぎりです。
それでも、お金儲けよりも、出版に対してロマンを持っている仲間が参加してくれています。
15名のスタッフたちは、ほぼボランティアです。
『企画のたまご屋さん』からの報酬で、生活しているスタッフは、一人もいません。
スタッフは、 全員、本業を持っています。
みなさん、素晴らしい能力と、才能に溢れているので、本業では、立派な成果を挙げています。
『企画のたまご屋さん』のわずかな収益は、『企画のたまご屋さん』の活動を維持するための費用に使われています。
そして、スタッフたちの活動費をまかなうために使われています。
時給になおせば、コンビニのアルバイトの方が上かもしれません。
それでも、スタッフたちの情熱あふれる仕事ぶりは、そばでみていても、思わず尊敬してしまうほどです。
その仕事の成果です。
18年の活動の中で、『企画のたまご屋さん』発の書籍が、
「742冊」(2023年3月28日現在)出版されています。
ほとんどの著者の方が、素人でした。
『企画のたまご屋さん』発の書籍が、デビュー作です。
複数のベストセラーも出しています。
なんと、30万部を超えるベストセラーも出ています。
それらのベストセラーのおかげで、18年間の活動をなんとか維持することができています。
もし、これらのベストセラーが出ていなければ、『企画のたまご屋さん』は、とっくに消滅していたかもしれません。
もし、 『企画のたまご屋さん』が、お金儲けに走ったら、
すごい利益を上げることができると思います。
でも、それをやらない、『企画のたまご屋さん』が好きです。
だから、ぼくは、ずっとスタッフとして参加し続けています。
あ〜あ、お金儲けに走ったら、
今夜のおかずが、メンチから、 ロースカツになるかもしれないのになぁ。
あっ!ぼくは、メンチカツが、だいすきなので、
もし、お金がたくさん入ってきても、メンチカツにします。
♪チャンチャン♪