見出し画像

こんなお仕事をしています★その6     小説/破格の原稿料


『5分後に意外な結末 ex チョコレート色のビターエンド』

画像1

こちらにも複数のショート・ショートを、
発表させていただいています。

このショートショートの、 原稿料は一体いくらなのか?
今回はそれを開示させていただきたいと思います。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

ショートショートは、原稿用紙で4枚程度の場合があります。

原稿用紙1枚いくらで計算すると、
とても安い原稿料になってしまいます。

ところが、星新一さんが、
出版社に、このような提案をしました。

「 ショートショートの原稿料は、
1枚いくらではなく、1本いくらでお願いしたい」

彼の要望は、認められました。

ですから彼の場合、ショートショート1本で、
短編1本と同程度の原稿料得ていました。

ただし、巨匠のみの特別待遇です。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

さて、
『5分後に意外な結末』
シリーズはすべてショートショートです。

いったい、

どの程度の原稿料が支払われているのでしょうか?

王子さまシンボル

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

その前に、単行本を一冊書いた場合の、
原稿料を 開示させていただきます。

商業出版の場合原稿料はすべて印税です。

1000円の本を、10,000部発行した場合、
印税10%だと、 1,000,000円の受け取りになります。

ところがこれは古き良き時代の話であり、
現在は、ほとんどの場合初版は3000部どまりです。
印税も、8%が主流です。

新人の場合は5%ということもあります。

この条件で、
1000円の本を3000部発行した場合、
印税8%だと、
240,000円の受け取りになります。

単行本は、一冊、240ページ程度です。

つまり本になった場合、
1ページあたりの原稿料は1000円ということになります。

これが現実です。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

実はこれはまだ、とても条件が良い方です。

最近は、「実売印税」という、出版社も出てきています。

「実売印税」とは、
売れた分だけしか、支払わないということです。

もし3000部、 刷ったとしても、
半分の1500部しか売れなければ、
印税は。120,000円になってしまいます。

書店で売っているほとんどの書籍は、
もし半分売れればかなり優秀な成績になります。

ほとんどの本は3分の1程度しか売れず、
1月後には書店から返品されてしまいます。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

ところが、
『5分後に意外な結末』 シリーズは、
破格の原稿料が支払われています。

さすがに、
驚異的な売り上げで、ベストセラー続出の、
シリーズだと感じました。

もしかしたら、
私の場合だけかもしれませんが、

驚くほどの原稿料が振り込まれました。

続きのカットのコピー


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?