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『企画のたまご屋さん』その8  商業出版の核心つづき。

え〜と、先ほどの続きです。

ちなみに、お昼は、

山崎パンの、ハンバーガーでした。

100円ちょっとだけどめちゃくちゃおいしかったです。

とても魅力的な商品でした。


さて……。

皆さんの企画書を、編集者が見たとき、
どう感じるのか。

それは、

さきほど、あなたが、私の、

「え〜っと、CDを発売して、

歌手としてデビューしたいと思います」

という、売り込みをご覧になったときに、

感じたこと。

それと、 ほぼ、同じことを感じているのです。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

私が、マンツーマンの出版セミナーを行うとき、

最初に相談者に必ず伝えることがあります。

それは、商業出版の本は、

『商品』であると言うことです。

どんなに高尚な本であったとしても、

出版社にとっては『商品』なのです。


商業出版の企画書とは、

自分の本を出版するために、出版社から、

そのためのお金を出資してもらうための、

プレゼン書なのです。

5百万円前後を、出資してもらいます。

だから出版社も真剣です。


商業出版の本は、

出版社が利益を上げるための「商品」なのです。

出版したら、赤字が確実な企画書には、

ぜったいに振り向きません。

私の、先程のCD発売の企画を、

レコード会社に売り込むようなものです。

話も聞いてもらえない事は目に見えています。


それが自費出版やKindle出版との大きな違いです。


それなのに、

ほとんどの人の企画書が、

「情熱は人一倍です。

ものすごく(根拠のない)自信があります!」

という、売り込みの文章の羅列なのです。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

でも、

きょう、お伝えしたことがわかれば、

企画書の書き方の本質がわかるはずです。

編集者を説得するのではなく、

編集者に意欲を沸かせるのです。



先ほど、ちょうどマンツーマンセミナーがありました。

相談者に、CDへの投資をお願いすると、

困った顔をしながら、

「ちょっと、できません」と、はっきり断られました。

彼に、なぜCDの投資の話をしたかと説明すると、

ハッと気づきました。

企画書の

修正、を細細と言わずとも、

どう直したらいいかを、

一瞬で、理解してもらえました。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

商業出版において、

書籍はただの情報や、

知識を伝える手段ではありません。

商業出版の本は、

確実に利益を上げるための商品です。

確実に採用される企画書を書くためには、

このポイントを心得ておいてください。

山崎パンの、ハンバーガーのように、

100円ちょっとだけどめちゃくちゃおいしい、

とても魅力的な本を企画してみてください。


よし!
出だしと、まとめが、うまく、つながって、まとまった。
よかった!よかった!



★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

え〜と、

演歌歌手は、

誰も投資してくれないので諦めます。


目標を変えて、

お相撲さんになろうと思います。



これから体力づくりをしたいと思います。

そのためには、

毎日ご馳走を食べなければなりません。

僕に投資をしてくださる方を募集します。


  ♪チャンチャン♪ どすこい!








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