見出し画像

神戸大学 R6年度編入合格体験記




自己紹介


みなさん、はじめまして。この度、R6年度神戸大学経営学部の編入試験に合格させて頂きましたアキと申します。
合格してからめちゃくちゃ暇なので、情報が少ないであろう編入試験に挑まれる方、もしくは少しでも興味があるよという方に私の経験をお伝えしてお役に立てて頂ければと思いnoteを書くに至りました。今回は恐縮ですが私の自己紹介を書かせて頂き、次の記事で編入試験について詳しく書いていきます。今の大学で虚無感に襲われている方、大学受験で失敗してリベンジしたい方、編入試験にちょっとでも興味がある方はぜひ最後まで見ていってください。

私の学力

みなさんが気になるであろう神戸大学に受かるような馬の骨の学力はどんなものなのか?というところに答えていきます。
そもそも私は地方の偏差値50ちょうどくらいの高校に通っており地頭は良い方ではありませんでした。高校時代に何かに本気で取り組みたい!と思ったのがきっかけで勉強を始めたのですが、結果として関関同立のどこかの文学部に受かることが出来ました。(共テ利用なので暗記ゲー)
しかし、第1志望の地方国立大学には落ちてしまいました。関関同立の共テ利用なんてうちの高校からほとんど受からない、すごい!とあれだけ先生方は喜んでくれたのに終わり悪ければ全て最悪と言わんばかりに親を泣かせてしまい、先生方も失望させた挙句、兄弟や1部の友人にもバカにされる始末でした。せっかく頑張ったんですけどね、泣きたいのはこっちですわ…
つまり、私の学力は地頭はよくないけども暗記でゴリ押しで関関同立に行けるくらいの学力ってことです。ちなみに英語は得意だったのでTOEICは880点を取ることが出来ました。これも、また今度話そうと思うのですが正直TOEICはそこまで難しくありません。慣れれば誰でも高得点は取れます。

どうして編入試験を受けようと思ったのか?

私が編入試験の存在を知ったのは大学1年生の11月ですね。今でもはっきり覚えています。大学の講義室で授業を聞いていたんですが内容がさっぱり分からないんですね。こればっかりは私が馬鹿とかそういう次元じゃなくて興味が無かった学問なので自分でもビックリするほど頭に入らないんですね。とにかくまぁ面白くない。これに関しては共テ利用で適当に文学部に出した私の責任なんですけどね。
当時の私は大学の勉強はおろか、サークルは運動音痴でチームに迷惑をかけたくないので入っておらず、バイトは圧迫面接をくらった挙句「君、接客向いてないわwww」と吐き捨てられた経験がトラウマで働いておらず、大学の友達にも裏切られたりしてぼっちというクズofクズの大学生活を謳歌していました。
この時にふと思い出しました。大学受験のために毎日アホみたいに勉強して辛かったはずなのに目標があるというだけで満たされていたあの日々を。そして講義を聞き流しながら色々とネットで調べます。その結果「編入」と「転部」、「院進」という3つのどれかを選んで学部、あわよくば大学を変えようと決意します。
しかし、ここで衝撃の事実が明らかになります。転部とは大学はそのままで学部だけを変えることなのですが、まさかのうちの大学は転部は試験がなく成績だけで判断。しかも合格率は超低いと来ました。私は今の学問に死ぬほど興味がなかったので成績はすこぶる悪く、とても転部はできそうにありませんでした。なので転部はキッパリ諦めました。次に他大の他学部への院進ですが、こいつも就活と同時並行で勉強しなければならず、仮に落ちれば人生が詰む&文系の院進は就活で厳しいというネットの情報(今は特別、就活で厳しいとは考えていません)を鵜呑みにして院進も諦めました。
そして、残った案である編入を決心した私はその日に編入予備校の資料を取り寄せ、次の週には入校しました。

どうして神戸大学経営学部を受けた?

編入試験をやっている大学は多くあります。京都大学、横浜国立大学や名古屋大学、神戸大学、広島大学、滋賀大学、埼玉大学、同志社大学、立命館大学、近畿大学などなど調べればもっとあります。
ではなぜこの中で神戸大学を選んだのでしょうか?そもそも私は母子家庭なので私立に入り直すようなお金はないです。なので、まずは国立に絞りました。その国立の中で最も編入しやすいのが神戸大学でした。まず、当日は英語はTOEICだけでいいので何回でも本番までにチャレンジしてベストスコアを提出できます。そして、1番優しいのが、ほぼ必ず20人採ってくれるという点です。他の大学は採っても5人以下だったり、そもそも募集しないこともあります。それに比べて神戸大学は毎年必ず20人前後採ってくれるので不確実性要素をほぼ排除できます。
神戸大学に決めたら次は学部選びですね。法学部は絶対につまらないので経済学部か経営学部にしようと思ってました。経済学部と経営学部の違いは、経済学部は政府、家計、企業の3つの経済主体について研究するのですが経営学部は主に企業に焦点を当てます。
具体的にはその企業がどういう戦略を行って成功したのか、どういう組織構造が相応しいのか、どんなリーダーシップがその組織に適しているのかなどですね。私は数学が大の苦手なので結局、経営学部にすることにしました。まだ経営学部の方が実際の企業を例に挙げて学べるのでマシなのかな…って感じです。以上のようにして私は神戸大学経営学部を受験することに決めました。 経営学部はマーケティング論、経営学、経済学、会計学の4科目の中から2つを選べばよいので対策が比較的立てやすいのも魅力ですね。

編入は5億年ボタン

皆さんは5億年ボタンって知ってますか?ボタンを押したら何も無い空間で5億年過ごさなければならないが、5億年経過すると元の世界に戻され記憶はリセットされる。しかし、手元に100万円だけ残るという物語です。私は編入は5億年ボタンならぬ1年ボタンだと思ってます。
何を言ってんだこいつと思うかもしれませんが、皆さん想像してみてください。あなたは1年前の今日、何をしていたか覚えていますか?誕生日とか彼女との記念日という方を除いてほとんどの方は覚えていないのではないのでしょうか?私も全く覚えていません。それどころか編入の勉強をしていた1年間すらもあんまり覚えていません。しかし、手元には「合格おめでとうございます」という神戸大学からの合格通知があります。1年間、自分が何をしたかなんてほとんど覚えていないけど手元には確かに合格したという事実が残っていました。
皆さんが遊びまくって大学生活を謳歌するのは大いに喜ばしいことだし、出来ることなら楽しい大学生活を送ってほしいものです。しかし、サークル、勉強、バイト、遊び、何もしていない。もしくは、楽しんでるに何か心に穴が空いている感じがあるという方、少しでも編入試験という1年ボタンについて考えてみてください。1年後、あなたの手元には何も残っていないか、努力したという経験、そして、合格したという事実があるかのどちらかです。編入試験という人生で最後かもしれない大学を変えるチャンス。ぜひ、挑戦してみてください。


最後まで読んで頂きありがとうございました。続編については気が向いたら書こうかなと思ってます。コメントで続編で書いて欲しい内容とかを載せて頂けたら嬉しいです。また、ぜひ♡の方も押して頂けたらありがたいです。もしかしたらこの♡がその1年ボタンの始まりになるかもしれませんよ!
次の記事は下のリンクからどうぞ!https://note.com/good_bear391/n/nac8a8971eaed




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?