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お金が貯まる!無駄遣いとサヨナラできるお金の守り方

お金を貯めたい・増やしたいと思っている人にとって、無駄遣いを減らすことは重要なスキルです。

今回は40代でセミリタイアした私の「お金が貯まる!無駄遣いとサヨナラできるお金の守り方」を紹介します。

私は20代から30代前半までは無意識のうちに無駄遣いをしていました。

しかし、少し考え方を見直しただけで毎月の支出が大きく減り、自然とお金が貯まるようになりました。

何も特別な事をする必要はなく、小さな意識の変化だけで、無理せず誰でも自然とお金が貯まる理想の家計にできるはずです。

お金が余っている方には不要な情報ですが、ごくごく一般的な家庭でお金を貯めたいと思っている方はぜひ読んでみてください。

欲しいものと必要なものの違いを知る

無駄遣いとサヨナラする最初のステップは、「欲しいものと必要なものを区別する」ことです。

何かを購入する前にまずは自問してみてください。

「これは本当に必要なのか?」と。

それでは、実際に欲しいものと必要なものの違いを、具体例を見ながら理解していきましょう。

ファッションアイテムの購入

服などのファッションアイテムは魅力的ですが、新しいトレンドに追いつこうとして無駄な買い物になってしまうことがよくあります。

必要なアイテムとして購入するか、一時的な流行に飛びつくかを判断するために、自分のスタイルや必要性をよく考えましょう。

私も過去に「オシャレに見えるから」「トレンドを押さえてると思われたい」との理由でしょっちゅう服を買っていました。

大抵は翌年になったら着ることもなく、ただのゴミになるケースが多かったです。

結局、それは必要だったからではなく、「周りから良く見られたい」という「見栄」が「欲しいと思わせていただけ」なのでしょう。

どうせすぐにゴミになるものにお金を遣うのはただの無駄遣いですよね?

最新ガジェットへの衝動買い

最新のスマートフォンや家電製品も魅力的で、欲しくなる気持ちはよく分かります。

しかし、実際に必要な機能や性能が自分の生活に合っているかをよく考えましょう。

衝動的な購入はしばらくして後悔することが多いです。

個人的な経験ですが、これまでスチームオーブンレンジ、炊飯器などで高機能なものをいくつも購入しました。

購入当初は色々な機能を試しに使っても、すぐに最低限の機能しか使わなくなります。

もちろん、しっかり使い倒している方もいますが、料理やお菓子作りが趣味でない限り、高機能な調理家電などは不要でしょう。

スマートフォンも最新モデルに買い換える必要性が本当にあるのかを考えると、不要な場合がほとんどです。

それ、買わされていませんか?

私はかつて仕事で広告やマーケティングに携わり、いかにして商品を買ってもらうよう仕向けるかを常に考えていました。

その商品にどのように価値を持たせて買わせるか。

価値がなくても価値があると思わせる手法だったり、得だと錯覚させて購入意欲を高めさせる見せ方が重要だったのです。

多くの人は、「無駄なものを買うように仕向けられている」ことに気づいていません。

次のような例に心当たりがある方は多いはずです。

何かを買う時は、こうした罠にはまらないようにしましょう。

割引セールやクーポンの罠

割引セールはお得なように見えますが、実際に必要なものであるかどうかを判断しましょう。

その商品がなぜ割引されるのか?

放っておいても売れるものは割引してまで売る必要はありません。

福袋なども大抵が売れ残った商品の在庫処分として販売されます。

それを安いから得だと錯覚させ、必要もないのに買いたくなるよう仕向けています。

割引クーポンもまさにそうです。

しかも有効期限付きは「使わなきゃ損」だと錯覚させる代表的な手法と言えるでしょう。

クーポンがなければ本来買わなかったものを、クーポンがあるから買うように仕向けられているのです。

ECサイトやフリマサイトで無料配布されるクーポン。

有効期限切れ間近のお知らせがよく届きますよね?

「使わなきゃ!」と思って何を買おうか迷って購入したことはありませんか?

何を買おうか迷う時点でそれは必要なものではなく、本来使うはずのないお金を使わされているのです。

たとえ300円の少額でも、毎月積み重なっていけば年間3,600円です。

私はそうしたクーポンは、ほぼすべて期限切れにさせてます。

割引クーポンを使うとしたら、日用品で必要なものを買う際に「たまたまあれば」使用するだけです。

新製品の宣伝による影響

新製品の宣伝には魅力がありつい欲しくなりますが、既存の製品と比較して本当に優れているのかを見極めましょう。

宣伝はその製品が最大限魅力的に見えるよう、企業が大変な努力しています。

最新の機能やデザインに惑わされず、実用性とコストパフォーマンスを重視しましょう。

自動販売機やコンビニは無駄遣いの象徴

自動販売機やコンビニエンスストア、カフェでの支出は無駄遣いの象徴です。

何気なく自販機で飲み物を買ったり、コンビニやカフェに入ったり。

それは本当に必要ですか?

外出先での「なんとなく」こそが無駄遣い

外出先での飲み物代、ちょっとしたお菓子代は積み重なると大きな金額になります。

「なんとなく」でお金を遣わず、予め必要なものをリストアップしておき、計画的な買い物を心がけましょう。

飲み物やお菓子の積み重なる出費は馬鹿にならない

一つ一つの飲み物やお菓子の値段は安いですが、毎月どのくらい出費しているか一度計算してみてください。

例えば、平日毎日飲み物を1本だけ買ったとしても1ヶ月では何本で、合計いくらになるでしょう?

積み重なると馬鹿にならない金額です。

私は常にマイボトルに水道水を入れて持ち歩いていますから、毎月の飲み物代は0円です。

買うとすれば週2回スーパーに買い出しに行った時、お酒を購入するだけです。

外出時にわざわざ自販機、コンビニやカフェを利用しません。

ちなみに私の自宅マンションの表エントランスと裏口からそれぞれ徒歩1分の場所にコンビニがあります。

仕事帰りに通りますが、立ち寄ることは一切ありません。

サブスクリプションの罠

サブスクリプションサービスは便利なものですが、使わないまま放置してしまっていることはありませんか?

これは多くの人がハマっている罠なので注意しましょう。

無駄なサブスクリプションの解約

定期的に支払いが発生するサブスクリプションサービスを見直し、実際に利用しているもの以外は解約しましょう。

会員特典や便利さに惑わされず、必要なサービスのみを選ぶのが重要です。

定期的な支払いの見直し

毎月の支払いが積み重なっている場合は、定期的な支払いの見直しを行いましょう。

保険や会費、クレジットカードの年会費など、必要性やコストパフォーマンスを再評価し、無駄な支出を減らしてください。

特に多いのが動画配信サービスです。

複数のサービスを契約している方はどれか1つに絞っても良いはずです。

そのサービスでしか見れないものがあっても、お金を払ってまで見る価値があるものでしょうか?

固定費を下げる

生活費の一部を占める固定費を見直すことは、無駄遣いとサヨナラするための有効な手段です。

固定費を削減する方法としては以下の方法を実践しましょう。

光熱費の見直し

光熱費は家計の大きな支出項目の一つです。

電気やガスの使用量を節約するために、エネルギー効率の高い家電製品の導入や、無駄な電気の使用を避ける工夫をしましょう。

もちろん、まだ十分使える家電をわざわざ買い換える必要はありません。

が、ある程度の年数が経ったものなら、買い換えで得られる省エネ効果とコスト削減を計算し、今後10年くらいでどちらが安上がりかを考えてみるのも大切です。

今の家電を使い続けるよりも買い換えた方がトータルコストが下がるケースがあります。

通信費の削減

スマートフォンやインターネットの契約内容を見直すことで、通信費を削減することができます。

プランの見直しや他のサービスとの比較検討を行い、必要な通信サービスを最適化しましょう。

私は2016年ごろに格安SIMが登場した際、すぐに乗り換えたことで毎年6万円の出費が減りました。

セミリタイア投資家が実践するお金の遣い方

ここまで紹介した内容は誰にでも簡単にできる無駄遣いとサヨナラする考え方です。

私は何かを我慢することなく、お金を有効的に遣いながら好きなことを楽しんでいます。

お金を遣う際に心がけるべきなのは以下の点です。

優先順位を決めて使う

自分の人生を充実させる方法を見つける。

私と妻の場合は旅行とたまに行くレストランでの食事。

私は「物はいずれゴミになる」と考えているので、「体験」にお金を遣っています。

子供の頃から旅行が好きだったこともあり、妻との旅行には出費を惜しみません。

また、数ヶ月おきに高級レストランで質の高いサービス、美味しい食事、そこでしか味わえない雰囲気にお金を払います。

それ以外は無駄なものにしか感じられないため、ほとんどお金を遣いません。

「遣う」とは違いますが、投資や資産形成にはお金を回しています。

投資と支出のバランス

私は、適切な投資と支出のバランスを保ちながら、資産を増やしています。

例えば、無駄遣いをせずに投資に回すことで、お金を守りながら将来の貯蓄を増やし続けているのです。

私も妻もそれぞれ毎月5.5万円を積立投資に回しています。

2人で毎年約130万円を投資し続けることで複利の恩恵を受けられるのです。

複利の力はお金を増やすために必須の概念なので、別の機会に詳しく説明します。

また、何かを買う時は「リセールバリュー(再販価値)」も重視します。

それは資産となるのか?負債となるのか?も重要な要素です。

皆さんもお金を上手に遣い、守りながら貯めることを意識しましょう。

お金を守ることでお金が貯まる!

お金を貯めるためには、日常の小さな無駄遣いに気をつけることが重要です。

今回紹介した具体例を参考にしながら、欲しいものと必要なものの見極め方や、固定費の見直し、サブスクリプションの解約、自販機やコンビニでの衝動買いの防止、優先順位の決めて遣う方法を取り入れてみてください。

賢くお金を使う習慣を身につけるだけで、あなたも無駄遣いとサヨナラができるはずです。

そうすれば自然とお金が貯まり、着実に資産が増えていくことでしょう。

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